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雑記帳2024-3-1 [代表・玲子の雑記帳]

2024-3-1
◆株価が史上空前の高値を記録した3月は春闘の月です。

2月22日、東京証券取引所は、日経平均株価3万9千102円を記録しました。約30年前の記録を更新したのです。日銀植田総裁は日本経済がデフレを脱却してインフレにシフトしているとの見解を表明しました。日本経済の底堅さがはっきりしたのです。
日々の暮らしに物価と賃金の好循環を維持していかなければなりません。
長い間の閉塞感を抜け出したニュースを背景に、私たちは春3月を迎えました。

3月は春闘の月、満額回答か゛次々に

3月は春闘の月です。春闘は春季生活闘争の略語。労働組合と経営側が賃金の引き上げを中心に労働条件の改善を話しあいます。
 テレビ・新聞を通じて伝えられていることを私なりに整理してみました。
 さる1月24日、経団連(日本経済団体連合会)の主催で「労使フォーラム」が開かれました。
 経営側を代表する十倉雅和経団連会長は、ビデオメッーセージで、
 「2024年の春季労使交渉では、23年以上の熱量と決意をもって物価上昇に負けない賃金引上げを目指すことが経団連・企業の社会的責務である」
 と積極的に賃上げに取り組むことを強調しました。

これに対し、労働組合側を代表し5%の賃上げを要求している連合(日本労働組合総連合会・組合員700万人)の芳野友子会長は「5%以上を目安とする統一要求を設定し昨年を超える高い賃上げを求め、働き方の改善、政策・制度実現に向けて取り組む」と見解を表明しました。

これまでのに判明している状況をみてみますと、組合要求に対して経営側の満額回答か゛次々とでているのが注目されます。

自動車メーカーの労働組合のうち、全トヨタ労働組合連合会は、 企業内最低賃金は18万円以上、一時金(ボーナス)は昨年同様、年間5カ月以上を要求すしています。 
ホンダは、ベースアップ(ベア)1万3500円を含む賃上げ総額2万円と年間7.1カ月の一時金を求める組合要求に満額回答しました。
マツダは定期昇給分とベアを含めた総額で1万6千円、一時金は年間5.6カ月を要求。経営は満額回答しています。

日本製鉄など鉄鋼大手3社の労組は、賃金改善分として3万円の賃上げを求めています。
三菱重工業や重工大手各社の労組は1万8000円、三菱マテリアルなど非鉄各社は1万5000円を要求しています。

続いて日立、パナソニックの電機大手2社も、月額13000円の値上げを要求しました。
IHIは労組の要求した月1万4000円で、定期昇給分を含めて約6%にあたる満額回答。

これから産業別・企業別と、それぞれの経営・労組の間で協議が本格化します。労使双方が協調して話しあうとしています。賃上げの原資となる製品・サービスなどへの価格転嫁をどう乗り切るかが経営の課題です。
賃上げか゛物価上昇を上回るとはたらく人の生活は豊かになります。

労働組合のない数多くの非正規労働者にも賃上げの効果が及べばいいなと思います。
すでに一部の専門家から、賃上げは3.5%から3.8%で落ちつくのではないかとの予測も出ていますが……。

桜の季節を前にして、一番早く花が咲く河津桜を見たくて伊豆へ出かけました。
バス旅行の当日はあいにくの雨模様。夏のような陽気だった前日とはうって変わって真冬の寒さに逆戻りでした
それでも満開の桜と菜の花を堪能することが出来ました。

河津町への道すがら、バスは海沿いに、熱海や伊東の温泉街をぬけて行きます。アタミザクラやイトウザクラの早咲きの桜が窓外に流れて、街道はさながら桜のテーマパークのようです。色も白からピンク、紫の近い赤まで色とりどり。掛け合わせて今や桜の種類は日本中に500種類もあるというのです。濃いピンクのカワヅザクラは白のオオシマザクラと赤の緋寒桜を掛け合わせて今から70年前に生まれました。毎年、2月になると、どこよりも早く河津桜まつりが開かれ、多くの観光客がおとずれます。今年は、2月20日に満開になりました。

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雨にもかかわらず川沿いには多勢の観光客
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来宮橋から上流を眺める
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交流館前にも河津桜
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こちらは河津桜と同じ原木から生まれた「かじやの桜」。個人が管理している。
河津桜より10年遅れての開発だという。
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河津川沿いのお土産屋さんを覗くと吊るし飾りがならんでいました。

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つるし飾りは昔から子どもや孫の幸せをねがってつくられてきました。雛飾りの季節に一緒に飾られることが多いのですが、子規を通して楽しむこともできると言います。それぞれに意味があり、一つ一つ心を込めて手づくりするということです。その意味を教えてもらいました。

  兎=神様の使い、  座布団=元気な子供に育つように  
  桃=桃の実には霊があるとされ、悪魔を退治して花が咲く
      猿=災難を去る
  とうがらし=嫌な虫がつかないように
  巾着=お金に不自由しない
  ふくろう=福がまいこんでくる
  姫だるま=七転び八起 出世を願う
  柿=医者にかからない 食べ物にことかかない
  ねずみ=お金に困らない 人助けができる
  三角=富士山のように高く上に上がる人間になりますように
  羽子板=正月の心のように明るく一年がすごせますように

この日のランチは「ミクニ伊豆高原」の地中海料理でした。建物は木材をふんだんに使った隈研吾氏の設計です。なるほど、伊豆半島は地中海の海や太陽を思わせる。「海の輝き」と名付けられたコースは魚も野菜も伊豆の産物を生かした地産地消。その名もオテル・ド・ミクニで鳴らした料理人、三国清三氏の原点のようでした。
2年前に四ツ谷にあった店舗を閉めるに際し、氏が「もう一度原点にもどりたい」と言った話はニュースになりました。北海道の農家出身という氏の原点とは・・・・? 全国に展開してる「ミクニ●●●」はiいくつかあって、四ツ谷の「オテル・ド・ミクニ」も春には再開するということです。

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本日のアミューズ
原料の豚肉は「富士生き生きポーク」

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伊東漁港直送の魚のだし、伊東産の紅しぐれ大根と黒大根のマリネ、
伊豆産金時人参のコンフィ(中央の丸い黒大根の後ろにある棒状のものが金時人参。これが美味しかった)

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伊東漁港直送の鮮魚の炭火焼、伊東産新玉葱のステーキ、山菜のフリット、
新玉葱のソース、静岡産芽キャベツのアチャール

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デザートも地産地消
伊豆産金時人参のカステラと市川製茶の抹茶のクリーム
静岡産ワラビのわらび餅、姉川黄な粉と黒蜜
静岡産柚子、チョコレートと山椒のソルベ


※フリットは衣にメレンゲを加える。
※アチャールとは、インドのピクルス(漬物)のこと。玉ねぎやにんじん、きゅうり、キャベツ、かぶ、唐辛子などのさまざまな野菜を、香辛料や酢で味付けします。


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