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雑記帳2023-3-15 [代表・玲子の雑記帳]

2023-3-15
◆薬用植物園に春が来ました。
2月、10年に一度という寒波襲来のあと、3月に入ると一足飛びに春が訪れました。上旬に最高気温が20度を超え、5月の連休並みの暖かさです。小平市にある都立薬用植物園では樹木の花の饗宴です。

入口入ってすぐ目についたのはオウバイです。モクセイ科のオウバイは、迎春花と呼ばれ、他の花に先駆けて咲き始め、啓蟄のころにはもう見ごろを過ぎるようです。花は解熱や利尿に、葉は塗って傷やできものに効くそうです。

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オウバイの花

木瓜の花が満開。木瓜酒の原料になります。咳やのどの痛み、疲労回復、滋養保険、低血圧、不眠症などの薬効があるといわれています。

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満開のボケの花

桜の中でいち早く咲くのはカワヅザクラです。この時期、もう見ごろをすぎてはいましたが、淡いピンク色と紹介されますが、ソメイヨシノに比べればずっと色の濃い花びらが少し咲き残っていました。
この時期、ボケやサクラを始めとするバラ科の樹木は一斉に咲きます。アンズもバラ科。漢字で書けば「杏」です。漢方処方で咳止めや利尿に利用されます。

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アンズの花

園内には何本ものサンシュユの木があります。秋にグミに似た赤い花をつけるサンシュユは、春、黄色い小さな花をいっぱいつけて、この時期が一番見ごろです。漢字で書くと、「山茱萸」です。種を抜き取った果肉は乾燥させて、八味地黄丸のような漢方に処方されます。強精薬、止血、滋養強壮、頻尿、収斂、冷え性、低血圧症、不眠症に効用があるとされ、果実酒にも利用されます。こんなに多くの効用があるとは驚きですね。

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粒々の小さい花がカワイイサンシュユ

ロックガーデンにはキブシやトサミズキが咲いていました。
特徴のあるキブシの花は、早春の山や野原で見つけやすい樹木です。
トサミズキは庭木にも利用されているのをよく見かけます。名前の同じミズキ科ではなく、マンサク科に属します。そういえばシナマンサクの花はもう散ってしまって、写真を撮ることはできませんでした。

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独特の形をしたキブシの花房
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トサミズキの花

春の初めは樹木の花が中心ですが、ハルニチニチソウや、アイスランドポピー、クリスマスローズなど、草花もいくつか見ることができます。
ハルニチニチソウは欧州では止血剤として利用されたそうです。
クリスマスローズは根に毒があり、あやまって食べると死ぬこともあるそうです。
ジギタリスに似て強心配糖体ヘレブリンなどの毒を葉・根茎に含む。むかしは民間で強心剤・下剤・堕胎薬などとして使われた。摂取すると、嘔吐、腹痛、下痢、けいれん、呼吸麻痺、めまい、精神錯乱、心拍数の低下、心停止などをひき起こす。また、目や口・のどなどの粘膜がただれたり腫れあがったりする。と、ありました。

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ハルニチニチソウ
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アイスランドポピ(日本名ではーシベリヤケシ)
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クリスマスローズ

温室ではラン科のパフィオペライラムが見ごろでした。花屋さんで年中咲いているように見えるラン科の植物も、実はは春が旬なのですね。クマガイソウやアツモリソウと同じ仲間です。

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30分もあれば一巡できる広さがお年寄りには人気です。暖かくなると訪れる人も増えます。コロナの間休館していた草里舎では春の園芸教室も開かれるようになりました。園の西北側にある屋外集会場も利用される日が待たれます。

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草里舎
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屋外集会場

◆同じころ、国営昭和記念公園でも百花繚乱。
30分もあれば一巡りできる薬用植物園と違い、広い園内を巡るのは一日仕事です。開園して40年がたち、広さにあわせるように樹木も大きく育ちました。今年はコブシやハクモクレンが、暖かさに、あっという間に満開になりました。(ちなみにコブシは立川の市の花にもなっていて、街路樹にも多く採用されています。)
例年なら3月上旬が見ごろの枝垂れ梅はすっかり散ってしまいましたが、トサミズキやサンシュユは、日本庭園やサイクリングロードのあちこちに見られます。いずれも黄色の塊は遠目にも良くめだつのです。
園内の桜の種類は多く、カワヅザクラにはじまって、カンヒザクラ、シュゼンジカンザクラが次々に花を咲かせます。ソメイヨシノはちょっと遅く、後日、3月14日に、全国で一番早い、東京の開花宣言が出されました。平年より10日も早く、観測史上最早ということです。

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こぶし(第3サークル)
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ハクモクレン(みんなの原っぱ北駐輪所)
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カンヒザクラ(残簿川沿い、もみじ橋付近)
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シュゼンジカンザクラ(残堀川沿い、さつき橋袂)
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ヨウズイセンの花畑
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昭和記念公園のクリスマスローズ(花木園)

◆春休みは親子で「油で揚げないこロッケ」はいかが?
「食と暮らしと環境ろ考える会」の今年の春休み親子料理教師は、「油で揚げない魔法のコロッケ」を作ります。
◇コロッケ
≪材料≫(2人分)
 じゃがいも中2コ(300g)、玉ねぎ1/4コ(50g)、 豚ひき肉75g 
 塩・コショウ 少々  サラダ油(炒め用)大さじ1/2
  パン粉 カップ1(40g)、 サラダ油(パン粉用)大さじ1
 ソースとしてケチャップ大さじ゙1、ウスターソース大さじ1/2
  ブロッコリー適宜
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≪作り方≫
①フライパンに大さじ1の油を入れて、中火でパン粉をきつね色になるまで炒める。色は濃い目がいい。
②ジャガイモは皮つきのまま電子レンジで7分加熱する。様子を見て時間は調節する。
熱いうちに皮をむき、木べらなどでつぶしておく。
③玉ねぎは粗いみじん切りにして炒め、透き通ったらひき肉を加え、塩、こしょうで味付けして水気がなくなるまで炒める。
④じゃがいもとひき肉をよく混ぜ、食べやすい大きさに丸める。
⑤炒めたパン粉に丸めたコロッケの種を入れ、よくまぶして形を整える。小判型にしたほうがパン粉がつきやすい。
⑥ケチャップとウスターソースを混ぜておく。(このソースはハンバーグにも利用できる。)⑦お皿にコロッケを盛り、ゆでたブロッコリーをそえて、好みでソースをかけてできあがり。

◇フルーツサラダ
≪材料≫(2人分)
 リンゴ1/4コ、キウイフルーツ1/2コ、バナナ1/2本
 ヨーグルト大さじ2、マヨネーズ大さじ1/2、砂糖大さじ1/2
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 ≪作り方≫
①リンゴは4等分して5㎜のいちょう切り。
②キウイフルーツは4等分し、5㎜のいちょう切り。
③バナナは5㎜の輪切り。
④ヨーグルト、マヨネーズ、砂糖を合わせてソースを作る。
⑤フルーツとソースをさっとあえて出来上がり。

親子料理教室のレシピは、できるだけ子どもの手でできる工夫をします。今回は玉ねぎのみじん切りがちょっとむつかしいかもしれません。じゃがいもの皮むきは手袋を用意しました。そういえば、コロナの間に、調理やとりわけに手袋がすっかり定着しましたね。
レンジは今や調理に欠かせない道具になりましたが、食材に向き不向きがあるようで、私はまだまだ使いこなせません。ジャガイモは絶対にレンジ向き、糖化に時間のかかるサツマイモは向いていないようです。ブロッコリーもレンジだと美味しくないので、やっぱり茹でています
回を重ねて、最近はお母さんではなく、お父さんと子供の参加が増えてきました。


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