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地球千鳥足 №118 [雑木林の四季]

 自分に利便、他人に不便な国でオタオタ・ホンワカ道中~アメリカ合衆国~ 

       グローバル教育者・小川地球村塾塾長  小川彩子

2回試みやっと目的を達するシニア:
アメリカへは年に1度は戻るが、今年は3回目だった。2回目の目的…銀行関連…でミスをし、やり直しの往復だった。2回試みやっと目的を達するシニアになりにけり。だが良いことからスタート。成田から先ずシカゴに着き1泊してシンシナティへ、という三角切符。シカゴに住む夫婦に夕食と朝食をご馳走するだけのためにシカゴ経由の切符を買ったのだ。筆者夫婦は過去11年間アメリカにいる日本人が読む情報誌、J-Angleに旅行記を書き続けているが、その編集者が忍さんで大変な美人。ご夫君共々空港まで来てくれ近くで食事をしたのだが、エネルギーを頂ける素敵な若夫婦だった。
デポジット社会:シンシナティ空港でレンタカーを借り、デポジット100ドル、大急ぎで5時に締まる銀行に直行、これは正解だった。いつも世話をしてくれるキースさんは都合でこの日と我々が帰国する前日しか出てこないという。彼に予約し、日本から予約したラマダ・ホテルへ。ここもチェックイン時にデポジット75ドル。デポジットは車を返したりホテルをチェックアウトした後、かなり経なければ戻ってこないので口座の見張りが必要だ。車のトランクにキーを置いて蓋をした!: Krogerというスーパーの前で車のトランクの中を見た際夫が車のキーを置いたまま蓋をした。夫は焦って助けを求めようとKroger店内へ。妻の筆者は車の傍に立ち、駐車場の買い物カートを回収する従業員に声をかけた。彼は車の運転席下部のペダルの1つをポンッと押し、トランクを開けた。夫が店から出て来た時には筆者は満面の笑み。夫は店内で頼めず、「友人Enaにでも助けを求めるしかない」と考えて店から出てきたのだった。夫がついでに思い出した。28年前、同じ事件があったことを。キーを車内に置き、エンジンかけっぱなしでドアを閉めてしまったのだ。その時ポリさんを呼んだらパトカーが3台もやってきた。キー閉じ込め事件の対応道具を持っていたパトカーは1台だけ。その道具を持ったパトカーのポリさんは他の2台のポリさんに、「お前ら何しに来た?!」と笑いながら聞いていた、と

電話の国で電話通じず:
今回の渡米でも多くの友人に会う予定だった。博士課程で学んでいたUCの新聞記者Dawnは有能な女性で今ではTV局勤務、その後も仲良しだ。筆者はホテルから毎日電話し、Dawnの声を確認して留守電にメッセージを残したが滞米中返事は無かった。かつての隣人Paulにも下宿していたEnaにもメッセージを入れたが返事無し。彼らは高齢の所為か留守電のメッセージを聞かないようだ。Paul には彼の好きな寿司を持参して一緒に食べ、Enaは訪問し、レストランに誘いご馳走した。教えていた大学、UCBAの学部長、Dr. Howellと懐かしの大学訪問を打ち合わせ。待ち合わせの大学ロビーで待ったが彼は現れず、Officeで尋ねたらUCのMain Campus で待っていたと。いろんな人に電話したが皆さん留守電ばかり。メッセージを入れても返事を得られないことが多かった。

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8942:ヒロ&弘子夫妻、和也&Betsy夫妻と我々

Cincinnatiの日本食レストラン芽生(Mei):
今回Kentuckyに住む2組の素敵なご夫妻、広紀・弘子夫妻、和也・Betsy夫妻、と我ら夫婦3カップル、計6人で日本食レストラン、芽生で食事した。往路、高速の出口を間違え、迷い、車から降りて散歩中のアメリカ人中年夫婦に道を聞いたらにこやかに「この道を真っ直ぐ行き突き当りを右へ」と教えてくれたので、「Thank you so much!」とお礼を言い、直角に腰を曲げ最敬礼したら、相手夫婦もにこやかに直角お辞儀の最敬礼を返してくれた。ユーモアと笑顔の素敵なアメリカ人にホンワカ。芽生到着。外面も内面も魅力的な広紀・弘子夫妻や和也さん・Betsy先生夫妻と食事。和也さんとBetsy先生は日本のICU、修士課程で出会い結婚してアメリカへ。Betsy先生はその後博士号を取得UCの教授となり、筆者がUC の博士課程の時の恩師だ。この6人のDinnerもホンワカと素敵だった。Cincinnatiに戻ったら再現したいネ。

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CincinnatiのKenwood Mallは11月中旬にはもうクリスマス気分



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