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玲子の雑記帳2009-06-15 [アーカイブ]

 このブログに「浦安の風」を書いてくださっている横山さんのうちには「ミミ」という犬がいます。そのミミがなくなったと知らされました。原稿のお願いをした時にもうおばあさんだというミミのことをきいて、我が家にも猫がいることから、、飼い主の横山さんのミミに寄せる気持ちを思い図っていました。そのミミが寄る年なみから病気がちになっていて、先月末、なくなったのです。横山さんの気落ちといったらそれはお気の毒なくらいでした。

 我が家のエイジ(栄町2丁目で生まれたのです)も13歳、決して若くはありません。子どもたちが巣立った今ではかけがえのない家族です。もともとが野良猫の、尻尾の短い、典型的な日本の猫です。我が家に来て2年がすぎたころ、喧嘩のすえ野良猫にかまれたことから(さすが雄猫、喧嘩っ早いのは生まれつき)ネコエイズに感染、立派なエイズのキャリアです。血液検査で陽性反応が出たときは一瞬あたまが真っ白になりました。が、適切なケアをすれば、発症を抑えて平均寿命は生きられると獣医さんにはげまされて、以来10年余、免疫を高めるサプリメントを1日も欠かさずのみ続けています。(猫にとってはいやなものらしく、こんなに長い間飲んでいるのに慣れなくて、薬の用意をするのがわかると今でも隠れようとします。)

 野良だったこともあるのでしょう、エイジはかいならされるのをきらって、好きに生きています。壁紙を張り替えたとたん、壁で爪とぎをはじめました。家中、猫の毛が舞っています。それでも壁紙を取るか、エイジをとるかと問われたら、そりゃあエイジよと飼い主は思ってしまいます。何のとりえもない、しつけのきかない、馬鹿な猫ではありますが、馬鹿な子ほどかわいいというではありませんか。

 ペットのことから命を考えていたとき、「心の小径」に原稿を寄せてくださっている錦織さんから、命がつながっていくお話をいただきました。個人が特定できるものは不特定多数の目にさらさないのが基本ですが、うかがったとたん、なんとも暖かく、ほのぼのした気持ちになって、載せたいなと思ったのです。実は、私の夫は孫の顔を見ずになくなったのですが、その孫がふとしたときにおじいちゃんとそっくりのしぐさをするのを見て驚いたことがあります。ああ、こんな風に命がつながっていくのだなと思ったら、死は怖いものではなくなりました。

 この一週間、ブログの更新におわれました。中身が充実していくのにつれて、私のスキルも少ずつ進化しています。

 


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