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雑記帳2024-2-15 [代表・玲子の雑記帳]

2024-2-15

◆2月の国営昭和記念公園は梅の花の大饗宴。どこを走っても梅の花にであいます。

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中でもこもれびの池周辺と花木園の梅林は、まとまってみることができるので家族連れで人気です。連休中には梅の香りを楽しむ子供の声が響きました。

素人目には紅梅と白梅、一重か八重か、の区別くらいしかできませんが、品種は500を越えると言われ、昭和記念応援の梅の品種も実はたくさんあるのです。いわく、月影、冬至、八重寒梅、大盃、麝香梅(じゃこうばい)、鹿児島紅、八重野梅、道知辺(みちしるべ)、鴛鴦、玉牡丹、などなど・・・

名付け方がいろいろあって、一定ではないので、余計に素人にはわかりにくいのですが、「月影」や「道知辺」など、由来を訪ねたい木もありますね。
2月中旬に見ごろの、ネームプレートの読めた梅の木をご紹介しましょう。

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玉牡丹
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月影
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見驚
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鹿児島紅
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大盃
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道しるべ
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八重寒梅
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八重野梅
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連久
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武蔵野

盆栽苑の梅の木も見ごたえがあるのですが、丁度、上野の東京都美術館で開催中の「国風盆栽展」に出展のため、出払っていました。残ったのは2点のみ、ちょっと淋しい盆栽苑ではありました。

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大湊
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八重海棠

◆インターネットがテレビを抜いて

一人で坐っていると、夫、息子、娘の4人で食卓を囲んでいた日々を思うことがあります。夫は会社の業務に専心し、息子と娘はそれぞれの進路をさがしながら学んでおり、私は家族を支えていました。充実した、どこにでもある家庭でした。ダイニングキチンにはテレビがありました。

子どもの小さい頃、家族が食卓を囲む日曜日、テレビには「日本昔話」がありました。ちょっと大きくなると、NHKの「ニュース」、TBSの「8時だョ!全員集合」、「筑紫哲也 NEWS23」などもみんなで視ていました。テレビは茶の間の一つの中心でした。

子育てを終え、一人になって……  今は昔ほどレビを視なくなっています。スマホやインターネットでニュースを知り、興味のあることをインターネットで調べたりします。
私は日本経済新聞を購読していますから、毎日、新聞に目を通しますが、知り合いの中には、新聞を読まなくなった方もかなりいます。
インターネットをのぞいてみると、テレビにはない異色のおもしろさがあります。

私の生活態度が変化していることと同時に、テレビや新聞にも変化が起きているのではないだろうか。そこで長らく広告代理店で活躍されていた旧知の清水さんに教えを乞うたところ、こころよくご教示頂けました。それは初めて眼にするマスメデイアの内側でした。
インターネットに公表されているデータを検索しました。

まず総合広告会社・電通の「日本の広告費」の2022年の資料を調べました。

日本の総広告費  7兆1021億円

そのうちの媒体別の構成比は、                 
  マスコミ4媒体 33.8%    (新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)
  インターネット 43.5%

インターネットは広告媒体として圧倒的な強さを発揮しています。
総広告費を100として各媒体別の構成比でみると

  テレビ 25.4%
  新聞  5.2%
  雑誌  1.6%
  ラジオ 1.6%              
  インターネット 34.9%
  プロモーション・メディア 22.7%                      
(屋外広告、交通広告、折り込み広告、ダイレクトメール、フリーペーパー、イベント・展示、POPなど)
POPとは主に店頭で商品の情報を提供する広告や宣伝物をさします。

日本の総広告費は
  2007年 7兆191億円
  2022年 7兆1021億円

と変わりませんが

2007年 マスコミ4媒体 50.9%
           インターネット8.6%

だったのが、高速通信環境が発展したことにより、インターネットの広告費がインターネットが34.9%と劇的に変化してきているのです。
それは広告代理店の売り上げ順位にも現れています。と

  電通                  1兆855億円    総合広告
   博報堂               8950億円    総合広告
  サイバーエージェント     6664億円      インターネット
  デジタルホールディング     905億円     インターネット

電通は赤字を出し、その回復のために本社ビルを売るうるなどしましたが2つの有力代理店を傘下におさめ、インターネット広告代理店を買収するなどの経営努力の結果、黒字に転換し、業界一位の位置を保っています。
第2位の博報堂もインターネット広告代理店を買収、堅実に売り上げを確保しています。そして売り上げ上位にインターネット広告代理店が登場しています。

テレビはこれまで最大のメディアでした。今はスマートホンがあります。テレビは熟年層だけが見るもので、若者はテレビ離れしています。30代から50代の世代はインターネット、スマートホン。
こうした状況は、広告を提供する各企業が販売戦略の主な目標をインターネットにシフトしたから生まれたのです。

全盛期を知る身の皮膚感覚ではテレビはもっと後退しているかと思いきや、数字上では意外に善戦しているようにみえます。テレビの視聴者離れをうながしたのは番組の制作面だけでなく、企業の販売戦略もからんでいたとは意外でした。が、言われてみればなるほど。テレビは時代を映すという言葉を思い出します。今後どう変化していくのか、テレビ創成期の世代がいなくなった後もみていきたいものです。


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