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雑記帳2023-7-1 [代表・玲子の雑記帳]

2023-7-1
冬には冬の野菜を、夏には夏の野菜を、と、今年も夏野菜のレシピを作りました。
恒例の女性センターでの講座が好評だったので、ご紹介します。

◇鶏むね肉と夏野菜の蒸し煮

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≪材料≫4人分
鶏むね肉(皮なし)1枚、塩小さじ1/4、コショウ少々、片栗粉大さじ2、
夏野菜(玉ねぎ1個、ナス1本、カボチャ5mm厚さを4枚、アスパラ4本、キャベツ2枚、ミニトマト8個、その他なんでも。
オリーブオイル大さじ2、ニンニク2片、酒大さじ4、水またがゆで汁大さじ4、チキンスープの素小さじ1、塩小さじ1/4、

≪作り方≫
①撮むね肉は繊維を切るように3mm厚さにそぎ切り、両面に塩、コショウをふって、片栗粉をまぶす。
②鍋にたっぷりの湯を沸かし、①を入れて弱火で約く2分ゆでる。、浮き上がってきたら穴あきお玉などですくって皿にとっておく。
③玉ねぎは櫛形に切り、ニンジンは3mm厚さの短冊、ナスは皮を放射状にむき5mmの輪切り、カボチャも5mm厚さで食べやすい大きさにきる。キャベツは大きめの一口大にちぎり、アスパラは4mm長さの斜め切り、ミニトマトはへたをとっておく。
④深めのフライパンにオリーブオイルと大きめにスライスしたニンニクを入れて弱火にかける。香りがたったら火をとめて、玉ねぎを下に、あとは固い順に野菜をいれる。
⑤④に塩、スープの素をふり、酒、水をまわしかけ、蓋をして強火にかける。沸騰したら弱火にして2分蒸し煮にする。
⑥蓋をとり、②の胸肉、アスパラ、ミニトマトを入れて1分中火で加熱する。
③皿に肉をのせ、野菜をもりつけて残ったスープをかけてできあがり。

◇卵とトマトの炒めもの

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≪材料≫4人分
卵3個、トマト中2個、塩小さじ1/4、ニンニク1片、コショウ少々、片栗粉小さじ1(大さじ1の水でといておく)、太白ゴマ油大さじ1
≪作り方≫
①トマトはヘタをとり、一口大の乱切りにあうる。
②卵は塩を加えといておく。
③フライパンに油を入れて熱し、卵を流し入れてゆっくりと菜箸をまわしながらいため、皿にとる。
④トマトと大きめにスライスしたニンニクをいため、トマトの角がとれたら軽く塩、コショウをふって水どき片栗粉でとろみをつける。
⑤と③を絡めてできあがり。

◇オクラとゴーヤの和え物

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≪材料≫
オクラ8本、ゴーヤ1/2本、塩小さじ1/4、コショウ少々、太白ゴマ油大さじ1、クコの実大さじ1
≪作り方≫
①オクラは額の部分をむいておく。
②ゴーヤは縦半分に切って、スプーンで綿と種を取り除き、薄く切る。
③鍋に湯をわかし、オクラ、ゴーヤの順にゆでる。オクラは色が変わったらとりだし、薄く切ったゴーヤをいれて1分ほどゆでる。ゆでたら水にさらして水気をきっておく。クコの実はさっと洗って、ひたひたの水でもどす。
④オクラは3~4等分に斜め切りにする。
⑤ボールにオクラとしっかり水ケを切ったゴーヤをいれてよく混ぜ、粘りがでてきたら、塩、コショウ、ごま油を加えて和える。クコの実をかざってできあがり。
参加者からは、意外に短時間でできる、野菜が沢山食べられる、蒸し器が無くてもフラパンでできるのが良い、などの感想を貰いました。
太白ごま油は生搾りタイプで、昔ながらの低温あっ作法で搾ったごま油です。一般的なごま油のような香りはないが、さらっとした口あたりで、素材をいかしたい和食にはぴったりです。

6月はアジサイ電車に乗って箱根美術館へ。
大腸がんの手術から2か月たち、そろそろ遠出の足ならしに手ごろなバスツアーを見つけました。
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箱根湯本から強羅までの登山電車はこの季節だけ「あじさい電車」に

強羅にある箱根美術館は昭和27年に開館した、箱根の数ある美術館の中で最も歴史の或る美術館です。世界救世教の創始者、岡田茂吉が設立しました。
パンフレットには、商売で財をなした岡田が「美術品は決して独占すべきものではなく、一人でも多くの人に見せ、娯(たの)しませ、人間の品性を向上させることこそ、文化の発展に寄与する」との信念のもとに戦後、東洋美術の蒐集に勤めて海外流出をふせいだとあります。そのコレクションを収納展示するためにたてられたのがが箱根美術館でした。

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箱根美術館本館
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美術館エントランス

熱海にあるMOA美術館は実は箱根美術館の姉妹館です。昭和57年にMOA美術館が開館してからは、箱根はもっぱら中世の焼き物を中心に、縄文から江戸時代までの陶磁器を常設展示しています。
焼き物は、備前、丹波、常滑、越前、美濃、瀬戸、信楽等々、珠洲のような小さな釜まで、全国各地から集められたことがわかります。或いは室町時代の大甕や縄文の火焔形土器に至るまで、時代も多岐にわたっているのでした。

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到着して最初に案内された茶室「真和亭」で抹茶をいただきました。
この季節、ここは庭の苔が見事です。秋には同じ庭の紅葉を愛でるために訪れる入館者も多いと聞きました。

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美しい苔を見ながら真和亭まで。
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真和亭から眺める庭も人気。

「これこそ、ザ・ニッポンですね。」
美しい苔の庭を見ながらお茶を待っていると、隣にいた若い女性が声をかけてきました。
「海外の観光客はきっとよろこびますよ。」
「そういうあなたは?」
「私は中国から来ました。上海です。」
「折角だから誰さんと呼んだらいいのかしら?」
「山田です。」
「あら、ご主人が日本人なのね。お若いので独身かと思ってた。」
ひょんなことからすっかり打ち解けて暫くおしゃべりを楽しみました。一人参加のバス旅行のだいご味です。お茶のあとはよく手入れされた庭の散策をたのしむことができました。

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園内には小川のも画れている。
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急な斜面をそのまま生かした石の庭はその名も「石楽園」
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竹林の向うに本館が見える。

岡田茂吉は自然農法を唱えたことでもしられています。
自身の病を通して編み出された この農法の根本原理は「人肥や厩肥また化学肥料などを一切使用せず、 出来るだけ土を清浄にし感謝して栽培すると、土本来の素晴らしい力を発揮し、その地域に住んでいる人間や家畜を養うに十分な、美味な作物が豊富に収穫できる」というものでした。
そういえば熱海のMOA美術館にはショップにその農法を紹介するコーナーがありました。
岡田茂吉の名をしらずとも、或いは彼の作った世界救世教をしらずとも、今では自然農法で栽培された野菜を求める消費者は全国に大勢いるのではないでしょうか。
見学先は箱根美術館のみというゆったりした旅のお昼は、アジサイ電車に乗る前に、小田原の「右京」さんでいただきました。

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前菜のあとに出された青のり真丈のお吸い物
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ボリュームたっぷりのお重
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炊き合わせ
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デザートは小田和らしく梅の寒天寄せ


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