私の中の一期一会 №261 [雑木林の四季]
コロナ感染が急拡大している。オミクロン株「BA・5」による第7波の到来だ!
~山上容疑者「特定の宗教団体に恨みがあり、団体に近い安倍元首相を狙っていた」~
アナウンサー&キャスター 藤田和弘
奈良市で街頭演説中だった安倍晋三元首相が、背後から近づいてきた男に手製の銃で撃たれ死亡するという衝撃的な事件が起こった。
参院選の応援演説中の犯行だけに、安倍元首相の発言を封じようとした過激派のテロかと思ったがそうではなかった。
逮捕された山上徹也容疑者(41)は「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍氏がこの団体と近い関係があると思い込み狙っていた」という趣旨の供述をした。
山上容疑者の母親が世界平和統一家庭教会(旧統一教会)にのめり込み多額の寄付をするなど、02年には破産して家庭生活が滅茶苦茶になったという話もしている。
2021年に、安倍元首相がこの宗教団体の友好団体に“ビデオメッセージ”を寄せていた。
山上容疑者は「安倍元総理のビデオメッセージ動画を見て、宗教団体とつながりがある」と思いこんだ。
この時、恨みを晴らす対象を教団トップから安倍氏にすることを決めたようだ。
「安倍一強」と言われ、歴代最長を誇った安倍晋三元首相は、恨みの銃弾に倒れて思わぬ最期となった。
この秋、安倍氏の国葬を行うという岸田首相の表明には違和感を覚える。
贔屓目に見ても、国葬に値する実績を残した首相だったと思えないからだ。
国葬となれば、海外の要人も参列するだろうから多額の税金が使われることになる。
哀悼の気持ちはあっても、国葬には異を唱える国民が少なくないかも知れない・・・
参院選の応援演説中の犯行だけに、安倍元首相の発言を封じようとした過激派のテロかと思ったがそうではなかった。
逮捕された山上徹也容疑者(41)は「特定の宗教団体に恨みがあり、安倍氏がこの団体と近い関係があると思い込み狙っていた」という趣旨の供述をした。
山上容疑者の母親が世界平和統一家庭教会(旧統一教会)にのめり込み多額の寄付をするなど、02年には破産して家庭生活が滅茶苦茶になったという話もしている。
2021年に、安倍元首相がこの宗教団体の友好団体に“ビデオメッセージ”を寄せていた。
山上容疑者は「安倍元総理のビデオメッセージ動画を見て、宗教団体とつながりがある」と思いこんだ。
この時、恨みを晴らす対象を教団トップから安倍氏にすることを決めたようだ。
「安倍一強」と言われ、歴代最長を誇った安倍晋三元首相は、恨みの銃弾に倒れて思わぬ最期となった。
この秋、安倍氏の国葬を行うという岸田首相の表明には違和感を覚える。
贔屓目に見ても、国葬に値する実績を残した首相だったと思えないからだ。
国葬となれば、海外の要人も参列するだろうから多額の税金が使われることになる。
哀悼の気持ちはあっても、国葬には異を唱える国民が少なくないかも知れない・・・
7月に入って、コロナ感染者数の急速な増加が目立つようになった。
東京都は13日、コロナ感染者が1万6878人確認されたと発表した。
1日の感染者が1万人5000人を超えるのは、2月18日以来で5カ月ぶりのことであった。
これで連続2日1万人超えとなり、前週木曜日の8341人の約2倍となっている。
政府分科会の尾身茂会長は、「先週と今週を比べると感染者の増え方のスピードが速くなっている。
常識的に見て“第7波に入っている”ということだ」と述べ、ワクチン接種を加速させるよう国に求めた。
また、コロナを一つの疫病として日常的な医療提供体制の中に位置づけるよう検討することも提言した。
厚労省の専門家組織は全国の感染状況について「東京や大阪ばかりでなく、多くの地域で増加幅が大きくなり、急速に感染が拡大している」と発言している。
12日までの1週間の新規感染者数は、32の都府県で前週比2倍以上になった。
全国平均でも2.14倍である。
感染拡大は地方でも顕著で今や全国的、秋田県は前週からの増え方が3.57倍となり全国で1番多かった。
人口10万人当たりの新規感染者数は沖縄県が、もう長いことトップを続けている。
沖縄県では、12日現在の病床使用率も56,1%と高い。
「急速な増加は今後も続くと思う」という専門家はたくさんいる。
流行の主流はオミクロン株の変異株「BA・5」である。
東京医科大の濱田篤郎特任教授は「今まで流行していた「BA・1」「BA・2」というオミクロン株に比べて、感染力がさらに強い「BA・5」に置き換わってきている。
ある程度まで感染者が増えることは避けられないだろう。
ワクチンを接種した人も、感染して免疫を持っている人も再感染しているので、「BA・5」株はワクチン抗体をすり抜けることがあり厄介だ。
行動制限がないから、人流によって感染がどんどん広がってしまう。
海外からの報告では、今のところ「BA・5の」重症化率はそれ程高くない。
今までのオミクロン株と同程度とされているが、感染者が増えれば重症化する人も出てくる」と語る。
政府は14日午前、コロナ感染対策の分科会を開き「第7波」の感染状況への対応を協議した。
山際経済担当相は、「夏休みに入れば人との接触機会が多くなり感染者が増えることが考えられる。
感染者が増えれば重症化する人も出てくるし死者だってゼロということにはならない。
行動制限については今のところ考えていないが、医療体制を強化することは考えている」という趣旨のことを述べた。
静岡県内でも感染者が急増しているが、感染症が専門の矢野邦夫医師は「感染者の急増には人流の増加が一番関係している。
駅や商店街では多くの人が歩いている。中には感染者も移動しているので人流から感染が広がっていく。
「BA・5」は「BA・2」より明らかに感染力は強い。感染者増は避けられないだろう。
もう一つは3回目のワクチン効果が日数の経過で予防効果が落ちていることだ。
重症化予防効果はキープされているが、感染予防効果は落ちている。
最近の感染者は、喉の痛みを訴える人が多い。
熱や倦怠感も出てくるし、脱水にもなり易く熱中症の症状と見分けるのに苦労する。
行動制限は必要ないのではないか。何故なら重症化が少ないからだ。
静岡では感染者は少なくないが、重症化する人は少ないので行動制限はしていない」・・・
政府が塩野義製薬との間で、承認されたら速やかに100万人分を購入することで基本合意していたコロナの飲み薬「ソコーバ」はいま治験の最終段階を迎えている。
東京都は13日、コロナ感染者が1万6878人確認されたと発表した。
1日の感染者が1万人5000人を超えるのは、2月18日以来で5カ月ぶりのことであった。
これで連続2日1万人超えとなり、前週木曜日の8341人の約2倍となっている。
政府分科会の尾身茂会長は、「先週と今週を比べると感染者の増え方のスピードが速くなっている。
常識的に見て“第7波に入っている”ということだ」と述べ、ワクチン接種を加速させるよう国に求めた。
また、コロナを一つの疫病として日常的な医療提供体制の中に位置づけるよう検討することも提言した。
厚労省の専門家組織は全国の感染状況について「東京や大阪ばかりでなく、多くの地域で増加幅が大きくなり、急速に感染が拡大している」と発言している。
12日までの1週間の新規感染者数は、32の都府県で前週比2倍以上になった。
全国平均でも2.14倍である。
感染拡大は地方でも顕著で今や全国的、秋田県は前週からの増え方が3.57倍となり全国で1番多かった。
人口10万人当たりの新規感染者数は沖縄県が、もう長いことトップを続けている。
沖縄県では、12日現在の病床使用率も56,1%と高い。
「急速な増加は今後も続くと思う」という専門家はたくさんいる。
流行の主流はオミクロン株の変異株「BA・5」である。
東京医科大の濱田篤郎特任教授は「今まで流行していた「BA・1」「BA・2」というオミクロン株に比べて、感染力がさらに強い「BA・5」に置き換わってきている。
ある程度まで感染者が増えることは避けられないだろう。
ワクチンを接種した人も、感染して免疫を持っている人も再感染しているので、「BA・5」株はワクチン抗体をすり抜けることがあり厄介だ。
行動制限がないから、人流によって感染がどんどん広がってしまう。
海外からの報告では、今のところ「BA・5の」重症化率はそれ程高くない。
今までのオミクロン株と同程度とされているが、感染者が増えれば重症化する人も出てくる」と語る。
政府は14日午前、コロナ感染対策の分科会を開き「第7波」の感染状況への対応を協議した。
山際経済担当相は、「夏休みに入れば人との接触機会が多くなり感染者が増えることが考えられる。
感染者が増えれば重症化する人も出てくるし死者だってゼロということにはならない。
行動制限については今のところ考えていないが、医療体制を強化することは考えている」という趣旨のことを述べた。
静岡県内でも感染者が急増しているが、感染症が専門の矢野邦夫医師は「感染者の急増には人流の増加が一番関係している。
駅や商店街では多くの人が歩いている。中には感染者も移動しているので人流から感染が広がっていく。
「BA・5」は「BA・2」より明らかに感染力は強い。感染者増は避けられないだろう。
もう一つは3回目のワクチン効果が日数の経過で予防効果が落ちていることだ。
重症化予防効果はキープされているが、感染予防効果は落ちている。
最近の感染者は、喉の痛みを訴える人が多い。
熱や倦怠感も出てくるし、脱水にもなり易く熱中症の症状と見分けるのに苦労する。
行動制限は必要ないのではないか。何故なら重症化が少ないからだ。
静岡では感染者は少なくないが、重症化する人は少ないので行動制限はしていない」・・・
政府が塩野義製薬との間で、承認されたら速やかに100万人分を購入することで基本合意していたコロナの飲み薬「ソコーバ」はいま治験の最終段階を迎えている。
「ソコーバ」は海外勢に送れる形で開発されたが、オミクロン「BA・4」や「BA・5」への効果が、社内試験で確認されたと塩野義製薬が発表して注目されている。
「ソコーバ」はウイルスの増殖に必要な酵素の働きを阻害し重症化を防ぐという。
ウイルスが持つ酵素そのものに作用するため変異の影響を受けにくいという。
厚労省が20日に開く専門家による合同会議で、国内での製造販売が緊急承認されるかどうかが注目されるところだ。
一向に収まる気配のないコロナ感染にワクチンのほかに有効な「飲み薬」が加われば力強いのは言うまでもない。
そうなって初めてインフルエンザ並みになったといえるのではないだろうか。
7月20の会議の結果に私は注目している。
「ソコーバ」はウイルスの増殖に必要な酵素の働きを阻害し重症化を防ぐという。
ウイルスが持つ酵素そのものに作用するため変異の影響を受けにくいという。
厚労省が20日に開く専門家による合同会議で、国内での製造販売が緊急承認されるかどうかが注目されるところだ。
一向に収まる気配のないコロナ感染にワクチンのほかに有効な「飲み薬」が加われば力強いのは言うまでもない。
そうなって初めてインフルエンザ並みになったといえるのではないだろうか。
7月20の会議の結果に私は注目している。
2022-07-13 19:32
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