ミツバチからのメッセージ №55

ブータンー１

　　　造園家・ミツバチ保護活動家　　御園孝

　「ブータンは2020年までに、全ての農業を有機にすることを国家目標にする」と国王が宣言しました。アジア学院理事の田坂興亜氏がブータン農業省から依頼され、民間稲作研究所所長の稲葉光圀氏が有機稲作を指導することになり私も同行しました。

私は自給用ですが30数年有機稲作を続けていますので、きっと役に立つだろうと参加しましたが、実はほかに目的がありました。それはブータンにはオオミツバチが沢山いるので、それに出会いたいとずっと思っていたからです。

　成田からタイのバンコクへ行き一泊して、翌日バンコクから4時間ほどのフライトでブータンに到着するのですが、到着前の数10分は谷間をぬうように飛ぶため、ハラハラドキドキの連続で、標高2200mのパロ国際空港へ到着しました。

左側　稲葉氏　右側　田坂氏

谷間をぬうように飛ぶ飛行機 　

パロ国際空港は標高2200mで鳥海山の頂上くらいの位置

　ブータンにはオオミツバチが沢山生息している　

30数年自給用に有機稲作を続けている。