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浜田山通信 №188 [雑木林の四季]

「Jアラート」

                                  ジャーナリスト  野村勝美

 寒い日が続いていたのでTV漬け。トランプと小池知事、さらに石原慎太郎の見たくもない瞬き顔を見ていたら、「全国瞬時警報システム(Jアラート)」なる字幕がでる。「国から緊急情報(地震・武力攻撃など)が発信されると区の防災行政無線より自動的に放送される設備です。放送が流れた際は、テレビ・ラジオの情報にご注意ください。放送される情報は以下のとおり。○国民保護に関する情報、弾道ミサイル、航空攻撃、ゲリラ・特殊部隊攻撃、大規模テロ、その他国民保護に係る緊急情報 ○緊急地震速報(震度5弱以上)○気象などの特別情報。平成29年2月21日11時00分頃、全国瞬時警報システム全国一斉訓練実施、防災行政無線からテスト放送」。
 一瞬ナンダコリャと思った。弾道ミサイルや航空攻撃(私は空襲にあっている)といえば戦争ではないか。いくら臨時警報を出されても我々は逃げたり避難することなどできるわけがない。ミサイル攻撃や核攻撃には何やら途中で迎撃する武器があるらしいが、まずミサイル攻撃が始まったら一巻の終わりだろう。私はアホらしくなってすぐ忘れてしまった。
 ところが最近のアベ・トランプ会談や国会でのテロ等準備罪、南スーダンでの戦闘行為についての審議をみていると、アベさんは本気で日米同盟が、戦争を防止してくれると思っているらしい。北朝鮮もまた日米会談にあわせてミサイル発射実験をやり、日本はおろかアメリカ本土の攻撃もできるぞと脅しをかけた。こんなことをやりあっていたら、ひょうたんから駒がでたり、窮鼠猫をかむなんてことにならないともいえぬ。そんなのんびりしたことではなく、日本は敦賀あたりの原発に一発のミサイルが命中したら全滅である。北はもちろん神風特攻の気持だろうから自爆攻撃である。イスラム国はほとんど無手で神風特攻をやっていて、この連中がケイタイ核爆弾を持つ日も遠い日ではないだろう。それまでに人間同士が、宗教、宗派、国家、民族を乗り越えて仲良く生きていけるような方策はないものか。
 国際情勢をいくら考えてもどうなるものでもない。浜田山でも去年から低金利、マイナス金利のおかげか古い住宅の建て替えが目立ち、もう10年前の街並みがすっかり変わった。私の甥が35年のローンで土地つき戸建て住宅を昨年買ったが、借家の家賃と同じくらいのローンでよいらしい。これってアメリカの何年か前のサブプライムローンじゃねえのかと思ったが、90歳近い老人の心配することではない。
 商店の方も相変わらず転廃業が多い。メインロード商店街ではハイタウン一階のイタリヤレストラン「カプリチョ」が25年間で廃業、「サーティワンアイスクリーム」のあとには「炭焼鶏はし」が開業した。長さ一間もありそうな赤提灯が目立つ。駅前のローソン2、3階には「メガロス24浜田山」が開店。野村不動産ライフ&スポーツの経営。健康産業は大ブーム。


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