コーセーだから №17

「SAVE the BLUE」キャンペーンと、「fukushimaさくらプロジェクト」のその後

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（株）コーセーOB    北原　保 

今回は、以前にご紹介した事のある「SAVE the BLUE」キャンペーンと、「fukushimaさくらプロジェクト」のその後についてご紹介します。

  今年度のキャンペーンポスター

 期間限定の特別デザイン
 

今年の「SAVE the BLUE」はスマートフォンで見られる
　「SAVE the BLUE」キャンペーンは、沖縄県読谷村でサンゴの陸上での養殖、そして沖縄の海へサンゴの苗を移植放流する活動を行っている有限会社海の種(代表　金城浩二)と共同で、沖縄のサンゴの海を守ろうという取り組みです。
  コーセーはこの活動に2009年から取り組み、今年で8年目になります。キャンペーン期間中(今年は8月31日まで)に雪肌精シリーズの対象商品をお客様が購入すると、その容器の底面積分に相当するサンゴ育成費用をコーセーが寄付します。雪肌精化粧水のレギュラーボトルの場合、底面積は20平方センチメートルになります。
　昨年度までの実績は、過去7年間累計で、6357万平方センチメートルに、合計10520本のサンゴの苗を植えつけました。ちなみに、この広さは25メートル公認プールの16.9倍になります。
　また、今年のキャンペーンでは、今まで以上にお客様に参加していただくために、ビッグボトルや雪肌精シュープレムシリーズなどに、特別デザインの限定商品などを用意しています。もちろん海外でも、このキャンペーンは展開していますし、アジア全域へ活動範囲を広げるため、現在では6つの国と地域(中国、香港、タイ、台湾、シンガポール、マレーシア)の環境保護団体に対する支援を行っています。
　さらに、今年は8月31日までの期間限定ですが、スマートフォンで実際に植樹したサンゴの森の写真を閲覧したり、ゲームに参加して新たなサンゴの植樹ができる「雪肌精アプリ」を公開しています。ゲームは、「株分けサンゴを探せ！」というもので、雪肌精のキャラクターである新垣結衣さんが植樹したサンゴを見つけてシェアし、100シェア集まると、実際に1株を植樹できるというものです。

  植え付け用のサンゴ
 

 コーセーでは毎年プロジェクトを広めるために、社員が現地で学ぶ
 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　  左が代表の金城氏

[雪肌精アプリ]のダウンロード
アイフォンは  https://itunes.apple.com/jp/app/xue-ji-jing/id1077646708?mt=8
アンドロイドはhttps://play.google.com/store/apps/details?id=com.sekkisei.app&hl=ja

「fukushimaさくらプロジェクト」で苗木を小学校に寄贈
　「fukushimaさくらプロジェクト」は東日本大震災の被災地への復興支援の一環として始まった活動です。新種の桜「はるか」の苗木を福島で育て、それを被災地はもとより全国に広めることによって、被災地や被災され方々に元気をとり戻してもらおうという取り組みですが、コーセーも当初から参加しています。
　今年は、初めて被災地以外の小学校への植樹が行われました。3月のことになりますが、千葉県浦安市立入船小学校への寄贈が実現し、生徒たちも参加して植樹祭が行われました。まだまだ数は少ないのですが、今後も順次幼稚園や小学校などを中心に「はるか」の苗木の寄贈を増やしていく予定です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 入船小学校で「はるか」を植樹
　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　また、4月にはコーセーの群馬工場にも20本の苗木が植樹されました。現在、群馬工場は新しい生産棟を建設中であり、来年度には文字とおりコーセーのメイン工場としてパワーアップされます。今回、「はるか」の苗木は駐車場に沿うように植樹されました。数年先には新しい群馬工場のトレードマークになるものと思われます。

 群馬工場に植樹された「はるか」の苗木

 群馬工場での「はるか」植樹式