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雑記帳2012-1-15 [代表・玲子の雑記帳]

真鶴にある中川一政美術館を訪ねました。

『知の木々舎』では、昨年から、中川一政画伯の絵を紹介したいと準備をすすめています。
ようやく、町から利用許可がおりたので、掲載方法など打ち合わせるために、年明け、
真鶴へでかけました。

中川画伯が、長年、その光に溢れた穏やかな風土を好んでアトリエを構え、製作した、数百点にのぼる絵が、没後、町に寄贈されて、町立の中川一政美術館ができました。

真鶴町は、その名前の形に似た、太平洋に突き出た半島に位置して、海の幸に恵まれた町。海岸に沿った真鶴通りにはおいしい魚が食べられる店がならんでいて、休日ともなると、首都圏からお目当ての魚を食べにくる観光客の車で、道路は数珠つなぎの渋滞ぶりです。

この日、太平洋は凪いで、陽光にあふれていました。
昼食は港のそばの魚市場にある、町営の魚座(さかなざ)で。

中川 真鶴魚座6.jpg
魚座から見た真鶴港
中川 真鶴魚座8.jpg
店先でイカの天日干し

美術館は相模湾を見おろす、岬の山の中腹にあります。山は、江戸時代、小田原藩が植樹した林におおわれています。林の一部は魚(うお)付きの保安林として大切にされてきました。いま、日本では海と山の生態系をみなおし、漁師が山を育てるいう考え方が見直されています。樹齢数百年という松や樟も多く、美術館の前に聳える樟もその1本です。

中川一政.jpg

館内の展示室は何とも心地良く、『知の木々舎』の紙面で画伯の絵を見た読者に是非足をはこんでもらいたいと思わせる空間でした。学芸員の新井さんからは、掲載についていろいろ助言をいただきました。

中川一政美術館.jpg

 

◆わが家の飼い猫のエイジが、年末にケガをしました。耳がきこえないため、危ないので外に出すのはひかえねばと思っていた矢先でした。毎朝、ゴミ出しにつきあって、嬉しそうにダッシュする姿をみて、つい決心がにぶったのでした。車にぶつかったのです。幸い、傷は軽くて、朝晩の抗生物質と消炎剤で10日ほどでふさがり、折れた前足も1ヶ月もすれば回復するだろうと、医者の見立てです。車については、学習する猫も居れば出来ない猫もいるようで、先代のエイジは利口な猫でした。何かに付け比べられてかわいそうですが、馬鹿な猫ほど可愛い?ということもあります・・・・・。傷のあるほうの、写真の包帯は、嫌がってすぐにとってしまいました。

エイジ4.jpg

 

◆1年近く連載した田中清さんの「tsunagi~型染め版画の世界」が、好評のうちに前号で終了しました。引き続き、田中さんの型染めを楽しんでいただきたいと、「遠州七不思議」を連載します。掛川に住む郷土史研究家の、石野茂子さんとの共著です。


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