こふみ会へGO七GO №138 [ことだま五七五]
「賀状書く」「冬銀河」「おでん」「ねんねこ」
俳句・こふみ会
俳句・こふみ会
幹事さんから、≪令和6年12月の句会≫の案内状が送られました。
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こふみ会の皆さま
こふみ会の皆さま
落ち葉が乱舞する季節を迎えました。
以前出されました兼題以外をと考えましたら、下記のようになりました。
以前出されました兼題以外をと考えましたら、下記のようになりました。
①賀状書く
②冬銀河
③おでん
④ねんねこ
お若い方々は映画かテレビでしかご覧になったことがないでしょう。
これから消えていく季語だと思われますので、兼題にさせていただきました。
②冬銀河
③おでん
④ねんねこ
お若い方々は映画かテレビでしかご覧になったことがないでしょう。
これから消えていく季語だと思われますので、兼題にさせていただきました。
スケジュール
投句締切 12/9(月) 24時
選句締切 12/16(月) 24時
投句締切 12/9(月) 24時
選句締切 12/16(月) 24時
12月幹事 蕃茄 華松
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これに応えて以下の句があつまりました。(76句19名)
これに応えて以下の句があつまりました。(76句19名)
【賀状書く】
01 会わぬのに今年は会おうと賀状書く
02 遊ぶ人賀状書く人眠る人
03 寂しさは数の減りたる賀状書き
04 賀状書くいつのまにペンだこ消えた
05 書くべきか書かざるべきか年賀状
06 賀状書く宛先不明の友に向け
07 書く貰う賀状はへるも米寿なり
08 仕舞います賀状書き終え思い出し
09 賀状書くあと幾度やと算へつつ
10 これだけの細いつながり賀状書く
11 賀状書くポニーテールの八十路かな
12 水の匂ひしてゐる朝や賀状書く
13 賀状書きそう「生前お世話になりました」
14 終活にこれが仕舞いの賀状書く
15 賀状書くことをやめ日々ゆるやかに
16 賀状書くまた会いたしと丸き文字
17 賀状書く名簿に故人と印すなり
18 一年に一筆の交流賀状書く
19 背番号1から順に賀状書く
02 遊ぶ人賀状書く人眠る人
03 寂しさは数の減りたる賀状書き
04 賀状書くいつのまにペンだこ消えた
05 書くべきか書かざるべきか年賀状
06 賀状書く宛先不明の友に向け
07 書く貰う賀状はへるも米寿なり
08 仕舞います賀状書き終え思い出し
09 賀状書くあと幾度やと算へつつ
10 これだけの細いつながり賀状書く
11 賀状書くポニーテールの八十路かな
12 水の匂ひしてゐる朝や賀状書く
13 賀状書きそう「生前お世話になりました」
14 終活にこれが仕舞いの賀状書く
15 賀状書くことをやめ日々ゆるやかに
16 賀状書くまた会いたしと丸き文字
17 賀状書く名簿に故人と印すなり
18 一年に一筆の交流賀状書く
19 背番号1から順に賀状書く
【冬銀河】
20 婆ちゃんの背中炬燵に冬銀河
21 山々の長息なれや冬銀河
22 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
23 あの日に帰る呪文はなきや冬銀河
24 山頂の視野にあふるる冬銀河
25 冬銀河猫と二人で仰ぐ夜
26 冬銀河光の塵を降らしたり
27 残業のオフィス出れば冬銀河
28 つい通ふ真夜のコンビニ冬銀河
29 冬銀河いのちの光りとなりて落つ
30 数千の句に活きいきと冬銀河
31 冬銀河指さす先に白鳥座
32 山里に案山子一本冬銀河
33 来し方の悔いを数えし冬銀河
34 冬銀河凍える吐息も星になり
35 冬銀河を漂う熱球に棲んでおる
36 宿問へば冬銀河付き露天風呂
37 アブラハムザアカイパウロ冬銀河
38 楽譜追ふ目の右へ左へ冬銀河
21 山々の長息なれや冬銀河
22 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
23 あの日に帰る呪文はなきや冬銀河
24 山頂の視野にあふるる冬銀河
25 冬銀河猫と二人で仰ぐ夜
26 冬銀河光の塵を降らしたり
27 残業のオフィス出れば冬銀河
28 つい通ふ真夜のコンビニ冬銀河
29 冬銀河いのちの光りとなりて落つ
30 数千の句に活きいきと冬銀河
31 冬銀河指さす先に白鳥座
32 山里に案山子一本冬銀河
33 来し方の悔いを数えし冬銀河
34 冬銀河凍える吐息も星になり
35 冬銀河を漂う熱球に棲んでおる
36 宿問へば冬銀河付き露天風呂
37 アブラハムザアカイパウロ冬銀河
38 楽譜追ふ目の右へ左へ冬銀河
【おでん】
39 なかなかに味が決まらぬおでんかな
40 おでん煮る鍋のむこうの笑顔かな
41 おでん炊く母の教えしそのままに
42 前髪のあひだから食ふおでんかな
43 おでんなりあの子の好きな具を忘れ
44 おでん囲めば誰もがおでん語で喋り出す
45 凍える夜帰ればおでん三毛の猫
46 三角も丸も等しくおでんかな
47 残されし種は我が身かおでん鍋
48 大根(でーこん)の透ける白さや朝おでん
49 何事もない日がよろしおでん煮る
50 おでん酒ついには鍋の煮詰まりて
51 おでん屋の無口な親父のすごい過去
52 おでん炊く屋台に立ちし影ひとつ
53 おでん冷えてますからはや四つき
54 満月をがぶりとおでんの大根
55 ミシュランのおでん屋に行く局次長
56 おおいなる夢よおでんの半平よ
57 おでん屋の灯りポツンと町外れ
40 おでん煮る鍋のむこうの笑顔かな
41 おでん炊く母の教えしそのままに
42 前髪のあひだから食ふおでんかな
43 おでんなりあの子の好きな具を忘れ
44 おでん囲めば誰もがおでん語で喋り出す
45 凍える夜帰ればおでん三毛の猫
46 三角も丸も等しくおでんかな
47 残されし種は我が身かおでん鍋
48 大根(でーこん)の透ける白さや朝おでん
49 何事もない日がよろしおでん煮る
50 おでん酒ついには鍋の煮詰まりて
51 おでん屋の無口な親父のすごい過去
52 おでん炊く屋台に立ちし影ひとつ
53 おでん冷えてますからはや四つき
54 満月をがぶりとおでんの大根
55 ミシュランのおでん屋に行く局次長
56 おおいなる夢よおでんの半平よ
57 おでん屋の灯りポツンと町外れ
【ねんねこ】
58 祖母の背の記憶ねんねこの温かさ
59 ねんねこに護られて越ゆ三十八度線
60 ねんねこやばあばがと母がつくろった
61 ねんねこや猫とねんごろねんころり
62 ねんねこで見た夢今にもう一度
63 ねんねこを見上げ尾を振り次は僕
64 ねんねこに包まる犬とすれ違う
65 スマホ出せとねんねこの石暴れけり
66 立つたまま聴く音楽とねんねこと
67 ねんねこや縫い目にのこる母の夢
68 幼年の夢ねんねこの匂いして
69 周平は掻巻をねんねこと読ませおり
70 ねんねこの絶対領域つめたかろ
71 ねんねこや寝息の甘き温かき
72 ねんねこに包るまれ孝多は母の背に(孝多追悼句)
73 ねんねこの子の温もりや障子張る
74 ねんねこに残りし母の匂いかな
75 ねんねんこ母の背中の小宇宙
76 ねんねこの衿のビロードに埋もれる子
59 ねんねこに護られて越ゆ三十八度線
60 ねんねこやばあばがと母がつくろった
61 ねんねこや猫とねんごろねんころり
62 ねんねこで見た夢今にもう一度
63 ねんねこを見上げ尾を振り次は僕
64 ねんねこに包まる犬とすれ違う
65 スマホ出せとねんねこの石暴れけり
66 立つたまま聴く音楽とねんねこと
67 ねんねこや縫い目にのこる母の夢
68 幼年の夢ねんねこの匂いして
69 周平は掻巻をねんねこと読ませおり
70 ねんねこの絶対領域つめたかろ
71 ねんねこや寝息の甘き温かき
72 ねんねこに包るまれ孝多は母の背に(孝多追悼句)
73 ねんねこの子の温もりや障子張る
74 ねんねこに残りし母の匂いかな
75 ねんねんこ母の背中の小宇宙
76 ねんねこの衿のビロードに埋もれる子
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【天句の鑑賞】
【天句の鑑賞】
■矢太選
天 賀状書きそう「生前お世話になりました」
まだ生きている、という自覚がだんだん薄くなる 今日この頃。はっと我に帰らせる
一句です。嗚呼。
天 賀状書きそう「生前お世話になりました」
まだ生きている、という自覚がだんだん薄くなる 今日この頃。はっと我に帰らせる
一句です。嗚呼。
地 ねんねこの絶対領域つめたかろ
人 三角も丸も等しくおでんかな
人 三角も丸も等しくおでんかな
■鬼禿選
天 満月をがぶりとおでんの大根
私も昨夜はおでんにした。同様に満月を三日月にして新月に…。楽しい句です。
七七のような軽さ、きちんと十七文字に収まっています。
天 満月をがぶりとおでんの大根
私も昨夜はおでんにした。同様に満月を三日月にして新月に…。楽しい句です。
七七のような軽さ、きちんと十七文字に収まっています。
地 来し方の悔いを数えし冬銀河
人 宿問へば冬銀河付き露天風呂
人 宿問へば冬銀河付き露天風呂
■兎子選
天 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
どこへいくのか、そのバイクは。
家路を急ぐのか、家から逃げていくのか、それとも空へ飛び立とうとしているの
か。冷たい空気の中、響いてくる遥かな音に ロマンを感じました。
天 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
どこへいくのか、そのバイクは。
家路を急ぐのか、家から逃げていくのか、それとも空へ飛び立とうとしているの
か。冷たい空気の中、響いてくる遥かな音に ロマンを感じました。
地 おでん屋の無口な親父のすごい過去
人 ねんねんこ母の背中の小宇宙
人 ねんねんこ母の背中の小宇宙
■虚視選
天 山々の長息なれや冬銀河
寒さに身体中の筋肉を硬くして、ふーっと長い息を吐くときがある。星降る厳寒
のもと、なだらかな山並みも、ふーっと長い息を吐いているのだろうか。
「長息」という表現が素晴らしい。
天 山々の長息なれや冬銀河
寒さに身体中の筋肉を硬くして、ふーっと長い息を吐くときがある。星降る厳寒
のもと、なだらかな山並みも、ふーっと長い息を吐いているのだろうか。
「長息」という表現が素晴らしい。
地 三角も丸も等しくおでんかな
人 ねんねこや猫とねんごろねんころり
人 ねんねこや猫とねんごろねんころり
■八傘選
天 おでん屋の無口な親父のすごい過去
経験があるので膝を打っちゃいました。あとで「嘘だろ」と疑ったほどすごい話だ
ったけれど謎のまま。さんの場合も「言葉少な」だったのではありませんか。
天 おでん屋の無口な親父のすごい過去
経験があるので膝を打っちゃいました。あとで「嘘だろ」と疑ったほどすごい話だ
ったけれど謎のまま。さんの場合も「言葉少な」だったのではありませんか。
地 立つたまま聴く音楽とねんねこと
人 山頂の視野にあふるる冬銀河
人 山頂の視野にあふるる冬銀河
■玲滴選
天 何事もない日がよろしおでん煮る
特別なことは何も起こらない平凡な日常に、まったりとしたおでんの味はよくにあ
う。しみじみとした幸せを感じる句でした。
天 何事もない日がよろしおでん煮る
特別なことは何も起こらない平凡な日常に、まったりとしたおでんの味はよくにあ
う。しみじみとした幸せを感じる句でした。
地 大根(でーこん)の透ける白さや朝おでん
人 ねんねこに包るまれ孝多は母の背に
人 ねんねこに包るまれ孝多は母の背に
■なつめ選
天 山々の長息なれや冬銀河
山の呼吸が響き渡るほどの凍てつく冬の星空。山もため息をつくのでしょうか。
痛いほどの寒さと美しさが伝わってきます。
天 山々の長息なれや冬銀河
山の呼吸が響き渡るほどの凍てつく冬の星空。山もため息をつくのでしょうか。
痛いほどの寒さと美しさが伝わってきます。
地 遊ぶ人賀状書く人眠る人
人 何事もない日がよろしおでん煮る
人 何事もない日がよろしおでん煮る
■紅螺選
天 おでん屋の灯りポツンと町外れ
凍てついた夜、遠くに『おでん』と提灯の灯り、物寂しい光景 キュンとしまし
た。
天 おでん屋の灯りポツンと町外れ
凍てついた夜、遠くに『おでん』と提灯の灯り、物寂しい光景 キュンとしまし
た。
地 おでん屋の無口な親父のすごい過去
人 宿問へば冬銀河付き露天風呂
人 宿問へば冬銀河付き露天風呂
■彌生選
天 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
冴えわたった冬の夜空を見上げて、あの銀河の向こうには何があるのだろう。
銀河鉄道に乗って過去へ行く事が出来たらなどと思っていたら、突然のバイク
音で現実に引き戻される。私もそんな経験があります。
天 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
冴えわたった冬の夜空を見上げて、あの銀河の向こうには何があるのだろう。
銀河鉄道に乗って過去へ行く事が出来たらなどと思っていたら、突然のバイク
音で現実に引き戻される。私もそんな経験があります。
地 何事もない日がよろしおでん煮る
人 ねんねこで見た夢今にもう一度
人 ねんねこで見た夢今にもう一度
■尚哉選
天 寂しさは数の減りたる賀状書き
……よくわかります。
自分はもう現役ではなくなったのか…。
あわせて、風物詩としての年賀状も、衰退の一途。まあ、仕方ないですね。
天 寂しさは数の減りたる賀状書き
……よくわかります。
自分はもう現役ではなくなったのか…。
あわせて、風物詩としての年賀状も、衰退の一途。まあ、仕方ないですね。
地 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
人 ねんねこの子の温もりや障子張る
人 ねんねこの子の温もりや障子張る
■すかんぽ選
天 ミシュランのおでん屋に行く局次長
おもしろい! 大いにありうる!どこかの広告代理店にいそう!
「局次長」と「ミシュランのおでん屋」が絶妙に響きあっている。
天 ミシュランのおでん屋に行く局次長
おもしろい! 大いにありうる!どこかの広告代理店にいそう!
「局次長」と「ミシュランのおでん屋」が絶妙に響きあっている。
地 冬銀河はるかに聞ゆバイク音
人 背番号1から順に賀状書く
人 背番号1から順に賀状書く
■茘子選
天 何事もない日がよろしおでん煮る
おでんの日常性を
いとも簡単に歌い上げたところが素晴らしい!
天 何事もない日がよろしおでん煮る
おでんの日常性を
いとも簡単に歌い上げたところが素晴らしい!
地 これだけの細いつながり賀状書く
人 ねんねこや寝息の甘き温かき
人 ねんねこや寝息の甘き温かき
■一遅選
天 ねんねこの子の温もりや障子張る
松園か、はたまた清方か。
採りあわせの妙で、イメージが膨らみました。
天 ねんねこの子の温もりや障子張る
松園か、はたまた清方か。
採りあわせの妙で、イメージが膨らみました。
地 何事もない日がよろしおでん煮る
人 ねんねこに護られて越ゆ三十八度線
人 ねんねこに護られて越ゆ三十八度線
■下戸
天 大根(でーこん)の透ける白さや朝おでん
鮮やかにでーこんの透ける白さが浮かんでくる。
「朝おでん」の言葉の響きもとてもいい。
天 大根(でーこん)の透ける白さや朝おでん
鮮やかにでーこんの透ける白さが浮かんでくる。
「朝おでん」の言葉の響きもとてもいい。
地 ねんねこの子の温もりや障子張る
人 山里に案山子一本冬銀河
人 山里に案山子一本冬銀河
■麻里選
天 三角も丸も等しくおでんかな
いろんな具材のことがイメージされて、楽しい一句だった。
天 三角も丸も等しくおでんかな
いろんな具材のことがイメージされて、楽しい一句だった。
地 山頂の視野にあふるる冬銀河
人 おでん囲めば誰もがおでん語で喋り出す
人 おでん囲めば誰もがおでん語で喋り出す
■丁子選
天 山々の長息なれや冬銀河
誰もが眠っている時間の、
眺めている者が誰もいないであろう景色。でもそれは確実にそこにある景色。
そんなことを思いました。
天 山々の長息なれや冬銀河
誰もが眠っている時間の、
眺めている者が誰もいないであろう景色。でもそれは確実にそこにある景色。
そんなことを思いました。
地 宿問へば冬銀河付き露天風呂
人 前髪のあひだから食ふおでんかな
人 前髪のあひだから食ふおでんかな
■英愛選
天 おでん炊く母の教えしそのままに
「おでん炊く母の教えしそのままに」は、料理を通じた世代間の絆を静かに詠み
上げた秀句です。「そのままに」という表現に、母からの教えを大切に守り継ぐ
心情が込められており、現代の家族の在り方にも通じる普遍的な深さを感じさせ
ます。
天 おでん炊く母の教えしそのままに
「おでん炊く母の教えしそのままに」は、料理を通じた世代間の絆を静かに詠み
上げた秀句です。「そのままに」という表現に、母からの教えを大切に守り継ぐ
心情が込められており、現代の家族の在り方にも通じる普遍的な深さを感じさせ
ます。
地 冬銀河いのちの光りとなりて落つ
人 祖母の背の記憶ねんねこの温かさ
人 祖母の背の記憶ねんねこの温かさ
■華松選
天 前髪のあひだから食ふおでんかな
器から長めの前髪の下へ、 おでんが吸い込まれていく。
あひだから食うとの冷徹な観察に唸りました。
天 前髪のあひだから食ふおでんかな
器から長めの前髪の下へ、 おでんが吸い込まれていく。
あひだから食うとの冷徹な観察に唸りました。
地 三角も丸も等しくおでんかな
人 山々の長息なれや冬銀河
人 山々の長息なれや冬銀河
■蕃茄選
天 背番号1から順に賀状書く
背番号一つで、顔もポジションもプレーする姿も、すべてが鮮明に思い浮かぶ
のでしょうね。
“年賀状を書きたくなるキャッチコピー〟にもなっているように感じました。
天 背番号1から順に賀状書く
背番号一つで、顔もポジションもプレーする姿も、すべてが鮮明に思い浮かぶ
のでしょうね。
“年賀状を書きたくなるキャッチコピー〟にもなっているように感じました。
地 前髪のあひだから食ふおでんかな
人 賀状書くポニーテールの八十路かな
人 賀状書くポニーテールの八十路かな
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【今月の天地人】
十二月の総合得点・作者
【天】丁子さん 58点
【地】尚哉さん 46点
【人】一遅さん 28点
【天】丁子さん 58点
【地】尚哉さん 46点
【人】一遅さん 28点
十二月の総合得点・句
【天句】何事もない日がよろしおでん煮る(尚哉) 29点
【地句】冬銀河はるかに聞ゆバイク音(丁子) 27点
【人句】山々の長息なれや冬銀河(蕃茄 ) 24点
【天句】何事もない日がよろしおでん煮る(尚哉) 29点
【地句】冬銀河はるかに聞ゆバイク音(丁子) 27点
【人句】山々の長息なれや冬銀河(蕃茄 ) 24点
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【幹事よりひと言】
【幹事よりひと言】
皆様と蕃茄さんのお力で今年の締めの句会の発表となりました。常にない早めの締日でしたのに、皆様が揃って投句及び選句を提出していただきましたことに、深く感謝いたします。
レトロな兼題にも関わらず、優れた句にハッとさせられました。
こふみ会は兼題を選ばず、ですね。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
レトロな兼題にも関わらず、優れた句にハッとさせられました。
こふみ会は兼題を選ばず、ですね。
来年もまたどうぞよろしくお願いいたします。
華松拜
2024-12-29 08:33
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