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夕焼け小焼け №5 [ふるさと立川・多摩・武蔵]

上砂図書館

          鈴木茂夫

 蔵書を売り払ったので書籍がない。それではと2021年の夏から、図書館のお世話になることにした。
 立川市の人口18万人。図書館は90万冊の図書を抱え、中央図書館をはじめ9舘ある。
 わが家から400メートルの至近距離に上砂図書館があるので、ここを利用する。
  一回の貸し出しは、図書・雑誌で10冊まで。貸出期間は14日。貸し出し延長は2週間まで。
  私はもっぱら自宅のコンピューターで検索している。書籍の検索は、いずれの図書館のシステムとも似ており、立川市の図書館が特別に変わっているわけではない。
 「資料の検索」で、キイワードにタイトル、著者名、出版社、件名を入力して検索する。 それで出力された書籍を見る。タイトルの下に「基本情報」「抄録」「著者紹介」があるから、それで内容の概略が分かる。必要だと思えば「予約かごに追加」するか「お気に入りに追加」する。私は読もうと思う本は「お気に入りに追加」した。「予約かごに追加する」 を選ぶと「予約登録設定」 で「受け取り希望館」を選択し「連絡方法」 が「電子メール」にするか「連絡不要」 のいずれかを選ぶ。
 「お気に入り」に約60冊の書籍をリストアップ したところで、私は一度に4冊から5冊を借りだして読み始めた。4日から5日経過すると、次の借り出しを請求する。それが到着したとのメールが来ると図書館に出かけ、借りている本を返却し、新しいのを借りる。 読書の手は抜けない。暇を惜しんで読んだ。そして1年と2ヶ月、230冊を読み上げた。 何を読んだのか。先行きの短い91歳の老人にふさわしく、「老い」「孤独」「往生」「仏教」「宗教」「死生」「地獄・浄土」「葬儀」などだ。多くの良い書籍が出ていて、勉強になった。



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