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ミツバチからのメッセージ №44 [ふるさと立川・多摩・武蔵]

イタリア―4

   造園家・ミツバチ保護活動家  御園 孝 

 ジェロからさらに徒歩で2時間ほど山を登っていくと、フォーシ村にたどり着きます。ここがこの辺りで一番高い山で、春になると野原一面にクロッカスや白い水仙やシクラメンが咲き乱れます。もちろん全て野生のもので自生しています。
 日本のガーデニングに欠かせないクリスマスローズもたびたび見かけますが、ヨーロッパではヘレボレスとよばれていて、食べると死ぬという意味なのです。実は猛毒植物で昔戦をするときに、敵の水源にヘレボレスをたくさん流し、敵兵を弱らせてから戦ったそうです。日本の庭には沢山の猛毒クリスマスローズが植えられていますが、知らぬが仏とはこのことですね。
 ジェロから違う道を登っていくと、コログラーナ村に行くことが出来ます。その辺りはクリの名産地でクリの博物館があります。クリの花は良い蜜が沢山出るので、ミツバチの巣箱が沢山設置されています。

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野生シクラメンが群落で咲いている。
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猛毒クリスマスローズはヘレボレスと呼ばれている。
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サフランも咲き乱れている。(クロッカスの写真が見当たらず)
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プリムラ?
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カラフルなミツバチの巣箱
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カラフルなミツバチの巣箱

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