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草木塔 №79 [ことだま五七五]

孤寒 4

             俳人  種田山頭火

  雨ふればふるほどに石蕗の花

  播きをへるとよい雨になる山のいろ

  そこはかとなくそこら木の葉のちるやうに

  ゆふべなごやかな親蜘蛛子蜘蛛

  しんじつおちつけない草のかれがれ

  しぐるるやあるだけの御飯よう炊けた

  焼場水たまり雲をうつして寒く


『草木塔』 青空文庫

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