祖道傳東Ⅱ №27 [文芸美術の森]
第二七図 「佛佑永平」
画 傅 益瑤・文 曹洞宗大本山永平寺
画 傅 益瑤・文 曹洞宗大本山永平寺
《紙本墨画彩色》 九〇×一二五 軸装
越前に吉祥山大仏寺が建立されて、現在の永平寺が完成されたのは寛元四年六日のことであります。
京都深草の興聖寺から、越前に移ってしばらく経った、寛元二年(一二四四)二月にその大仏殿の建設に取り掛かりました。
三方を山に囲まれた急斜面を開き、傘松の下を選んでの最初の大仏殿建設です。
この建立に当たって、『永平廣録』巻二には、「天に道ありてもって高活、地にあって厚寧、人に道ありて安穏なり。所以に世尊降生して、一手は地を指し、周歩七歩して云く、天上天下唯我独尊」と記述され、最後に「当処永平寺」とあります。
この絵は、道元禅師を慕う人々がお骨作りに奉仕する様子が描かれています。周辺の松の大木に囲まれた、その場所の中央に「天上天下昔慶永平」の聯書(れんしょ)を揮毫する道元禅師の姿が見られます。
京都深草の興聖寺から、越前に移ってしばらく経った、寛元二年(一二四四)二月にその大仏殿の建設に取り掛かりました。
三方を山に囲まれた急斜面を開き、傘松の下を選んでの最初の大仏殿建設です。
この建立に当たって、『永平廣録』巻二には、「天に道ありてもって高活、地にあって厚寧、人に道ありて安穏なり。所以に世尊降生して、一手は地を指し、周歩七歩して云く、天上天下唯我独尊」と記述され、最後に「当処永平寺」とあります。
この絵は、道元禅師を慕う人々がお骨作りに奉仕する様子が描かれています。周辺の松の大木に囲まれた、その場所の中央に「天上天下昔慶永平」の聯書(れんしょ)を揮毫する道元禅師の姿が見られます。
『祖道傳東』大本山永平寺
2020-09-29 09:24
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