祖道傳東Ⅱ №15 [文芸美術の森]
第十五図 五島待航
画 傅 益瑤・文 曹洞宗大本山永平寺
《紙本塁画彩色》 九〇×二一五 軸装
《紙本塁画彩色》 九〇×二一五 軸装
東シナ海に面した、九州の五島列島。五島の福江には、入唐の先輩僧侶である空海、弘法大師の出航跡地「辞本涯(じほんがい)」碑など多く見られます。福江の湊では、長い航海に要する物資を積み終え、あとは出航を待つ毎日でした。
道元禅師たちは朝と夕刻、湊の高台に登っては、朝霞と紫色に美しく染まる雲の動きなどを見ては、大陸へ向かって吹く風の強さや潮の流れを計算する毎日でした。
これから南路一途に、潮の流れに乗っての、文字通り万里波涛に身を託しての「弘法救生」の大陸を目指すことになります。
『祖道傳東』大本山永平寺
道元禅師たちは朝と夕刻、湊の高台に登っては、朝霞と紫色に美しく染まる雲の動きなどを見ては、大陸へ向かって吹く風の強さや潮の流れを計算する毎日でした。
これから南路一途に、潮の流れに乗っての、文字通り万里波涛に身を託しての「弘法救生」の大陸を目指すことになります。
『祖道傳東』大本山永平寺
2020-03-31 01:11
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