草木塔 №51 [ことだま五七五]
柿の葉 2
俳人 種田山頭火
宇治平等院 三句
雲のゆききも栄華のあとの水ひかる
春風の扉ひらけば南無阿弥陀仏
うららかな鐘を撞かうよ
雲のゆききも栄華のあとの水ひかる
春風の扉ひらけば南無阿弥陀仏
うららかな鐘を撞かうよ
伊勢神宮
たふとさはましろなる鶏
魚眠洞君と共に
けふはここに来て枯葦いちめん
麦の穂のおもひでがないでもない
『草木塔』 青空文庫
2019-10-27 08:47
nice!(1)
コメント(0)
コメント 0