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地球千鳥足 №127 [雑木林の四季]

 癌再発、アメリカへ:会える全ての友人に「さよなら」を言って来た!

         グローバル教育者・小川地球村塾塾長  小川彩子

 またまたアメリカへ。アメリカは今年3回目かな?目的は、「20年住んだCincinnatiの友人たちにこんどこそ『さよなら』を言ってこよう」だった。「G様(癌)で手術入院するからにはそうそうアメリカに戻れないだろう」と。連日会えるだけの友人と食事をしつつ別れを惜しんだ。かつて教鞭を取ったUC(University of Cincinnati)の学部長だったDr. Robert Howellも再訪、大学の来客用カフェテリアで、またまた夫婦でご馳走になった。去る3月に夫が肺癌を発見され、翌日アメリカへ。親しい友人たちにサヨナラを言いに行ったのだが、到着直後に会った日本人の友人ヒロさんに「今は肺癌で死ぬ時代じゃないですよ!」と言われ、途端に元気付いて帰国したことは以前書いた。今回も上記の人々のほか、旧隣人のPaul、友人Dawn、Manish等、多くの友人・知人に会い、前記ヒロさんを含む日本人2組の夫婦とも再会、食事を共にし、筆者のG様(癌)を告げた。が、今回は筆者にG様が食らいついた臓器を聞いて、誰も「G様で死ぬ時代じゃないですよ!」とは言ってくれなかった。筆者の臓器はG様には相性が良さそうだ。G様に食いつかれても旅に出るこの地球千鳥足夫婦、滞在12日間で実に多くの友情で温められたCincinnati帰郷だった。
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 かつて学び、教えていたUCのビル群。ここでDr. Howellに会った
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現在も教鞭を取っているDr. Howell先生と
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かつてUCの新聞記者で今も友達、Dawnと
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かつての隣人Paulと
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かつてのご近所さんNancyと夫
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かつてのご近所さんRick(Nancyの夫)と
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よく日本に来てくれる教え子Mikeのご両親。どちらも大学教授です。
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9月にはもうハロウィーン一色
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最後の朝空港へ(レンタカーは空港で返すのです)

妻はG様再発で入院手術、夫はG様消去して医師を驚愕させた!


 入院、オペ、退院はあっという間だった!泌尿器科では日本一と評判で、韓国からも入院に来る長久保病院が近く、執刀は院長先生。この院長先生には3年前にも手術して頂いたので信頼抜群、緊張感無し。今回は再発の疑いということで、手術は1時間程度と聞いていた。半身だけの麻酔ゆえ、広い手術室でTVを横目で見せて頂きながらのオペだったが、雑草のようなものをジョキジョキ切り落として頂き、30分で終わった。筆者退院の2日後が夫の肺癌検診日ゆえ、筆者は1日休養しただけで夫に付き添って癌研に行った。夫の肺癌は2月に発見され、その時直径1cm、その後は経過観察、そして今回だ。お目々の鋭い女医さんが、夫の年齢からか、検査前には「言葉は悪いが寿命とのからみです」と宣もうた。が、放射線とCT検査の結果、「癌が小さくなり、癌っぽくなくなったネ」と驚きの表情。そして、「貴方の癌はもう気にしなくて良い!放射線の被爆量の方がこわいぐらいだ。検査も受けなくてよい!」とおっしゃった。癌を追っ払うとは、確かに凄いオッチャンだ!
アメリカに行く度会う友人、おトミさんは、「癌は甘いものが好きだから糖分を絶ちなさい! お菓子も白米も止め、玄米に!」。確かに筆者、前回のG様は玄米3、5年で追っ払ったが、胚芽米に変えたらまたG様がお戻りになったので、G様対策に玄米が強力な武器であること、重々承知していたが、甘いお菓子が駄目とは知らなかった。夫婦とも甘党で、ひと仕事の後や食後には必ずお菓子と、甘党タイムは日に5回もあった。ちょっと遅いかもしれないが、さあ、今日からお菓子を極力減らし、玄米と野菜でG様撃退、(癌)張ろう!


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