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ミツバチからのメッセージ №12 [ふるさと立川・多摩・武蔵]

野生トウヨウミツバチの北限―5

       造園家・ミツバチ保護活動家  御園 孝

  クラスにヤール村到着の翌日、早速分封群の入ったアンナさんのお宅を訪問しました。入ってまだ3日で巣作り最中と思われるため、巣箱の中をのぞくことはやめておきました。出入りするハチは日本ミツバチとそっくりの黒っぽく小さなもので、野生トウヨウミチバチとすぐに解りました。セイヨウミツバチの養蜂をしているアンナさんにセイヨウミツバチの冬対策を聞いてみました。真冬になると零下40度になるため、家の中には穴が掘ってあり(素掘りで地下室とは呼べない)、11月20日から3月31日までそこに巣箱ごと入れて冬眠させるそうです。
  タバシクチ ハバゴウ オロンの三か所でセイヨウミツバチの養蜂が大きく行われているのですが、数日前にタバシクチの養蜂場にアムールトラが表れて、恐怖におびえた犬が家の中に逃げ込み、眠れない夜を過ごしたそうです。20年前にアンナさんの家にアムールトラが入ってきて、捕ってきたシカを食べられてしまったそうです。今いる場所は大自然の真っただ中で、自己責任で行動するしかないと実感しました。彼らにとっては人も餌なのですから。
  アンナさんがレピョーシカ(ロシアのパン)を作ってごちそうしてくれたのですが、森で摘んだブルーベリーのジャムを塗って食べました。あまりにおいしく私も採りに行きたいというと、人を集めるから何日か待つように言われました。何故か聞くとヒグマがブルーベリーを食べに集まっているから大勢でいかないと襲われてしまうからだというのです。
  当日10人ほどが集まり出発したのですが、川には橋などなく水量もかなり多く、日本だったら危険だからとだれも渡らないような場所を、女子供が当たり前のようにわたっていく様は、ぬるま湯にとっぷり浸かった日本人には考えられませんでした。ブルーベリーは見渡す限りどこまで続いているのか想像つかないほど、30分もするとバケツ一杯取れてしまいました。しかしそれ以上は誰も採りません、ほかの動物も食べるからだそうです。来て最初に気が付いたのですが、これはブルーベリーで無くクロマメノキ(日本では採取禁止の天然記念物)だと。
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このメンバーで野生ブルーベリー採りに出発。ウデヘはモンゴロイド系ロシア人です、
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川をいくつも超えて森の奥に入ります。
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30分もあればこんなにたくさん採れますが、それ以上は採りません・
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