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ミツバチからのメッセージ №9 [ふるさと立川・多摩・武蔵]

野生トウヨウミツバチの北限-2

           造園家・ミツバチ保護活動家  御園 孝

 タイガの森はオオカミに支配されている地域と、アムールトラに支配されている地域に分かれています。それに加えてヒグマとツキノワグマが生息しています。アカシカやノロジカも沢山いるのですが、野生動物が人に出会うことは死を意味するので、めったにお目にかかれません。私の性格からして、そのような場所には行くべきではないと、いつも思っていました。なぜなら植物が大好きで、植物を観察していると、知らず知らずのうちに森深くどこまでも入って行ってしまうので、いつ猛獣に襲われてもおかしくないと解っているからです。
 二ホンミツバチの養蜂家久志富士男さんから誘われ、ずっとお断りしていたのですが、デルスウザーラの本を見たことで、ミツバチの大好きな植物がいっぱいあることを知り、生息しているに違いないと確信し、野生ミツバチの自然巣をどうしても見てみたい、という気持ちが止められず行くことを決めました。しかし行くことを決めた年の1月に久志さんは講演会の壇上で倒れその場で亡くなってしまいました。
 セイヨウミツバチの空箱に分封した巣の写真を、以前調査で行かれた方が9月に撮影したのですが、久志さんはそれを見て7月の末に分封したものだと言い切りました。日本では4~5月に分封して夏までに巣を充実させ冬越しに備えますが、11月には冬になるような地方で7月末に分封するのでは、巣を充実させる時間が短すぎるのではないかと、誰もが反論しました。
 7月末から8月にかけての分封確認とタイガの森を歩き自然巣を見つけるためにウデヘの住むタイガの森に出発しました。

9-1タイガー2.jpg
セイヨウミツバチの空箱に、分封して住み着いた野生トウヨウミツバチ
9-2遺影.JPG
遺影 久志さんは後援会の壇上で倒れ即死でした。オオスズメバチを手に乗せています。

 

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