ミツバチからのメッセージ №8 [ふるさと立川・多摩・武蔵]
野生トウヨウミツバチの北限-1
造園家・ミツバチ保護活動家 御園 孝
二ホンミツバチを含むトウヨウミツバチの生息域は、北は青森県の緯度までとされていました。確かに二ホンミツバチ(トウヨウミツバチの亜種)は、津軽海峡にはばまれて北海道には生息していません。しかしお隣のロシアでは地続きなので、もう少し北に生息していてもおかしくはないだろうと思っていましたが、寒さが半端ではないので青森県の緯度説で異論はありませんでした。
極東ロシアタイガの森から流れ出た水は、フラボ酸を多く含み栄養豊富です。その水はビキン川からウスリー川へ流れ、アムール川に合流してオホーツク海にそそぎ、三陸海岸にまで流れています。タイガの森を伐採計画から守るためにその地に暮らすウデヘというたった600人の少数民族が立ち上がりました。それを支援するタイガフォーラムという団体の日本の人たちが、足しげく通いだしました。
クラスニヤールは福島県を4つ合わせた広さで、600人のウデヘが暮らしていますが、60人の猟師が700年前から猟場を決めて他人の猟場を荒らすことなく、自分の猟場も捕りすぎず、家族が食べる分以上捕らないでいます。ビキン川にも魚が豊富で大きなイトウやマスが豊富にいますが、それも捕りすぎず家族の食べるだけを捕っています。家の裏には必ず畑がありほとんどを自給しています。つまり肉と魚と野菜で売り買いをしていません。
そんな村に森から野生ミツバチが分封してきたという情報が入りました。村でセイヨウミツバチの養蜂をしている人の空箱に時々入るというのです。日本の養蜂家たちが何度か訪れ森に営巣する群れを探したのですがとうとう見つけることができませんでした。
極東ロシアタイガの森から流れ出た水は、フラボ酸を多く含み栄養豊富です。その水はビキン川からウスリー川へ流れ、アムール川に合流してオホーツク海にそそぎ、三陸海岸にまで流れています。タイガの森を伐採計画から守るためにその地に暮らすウデヘというたった600人の少数民族が立ち上がりました。それを支援するタイガフォーラムという団体の日本の人たちが、足しげく通いだしました。
クラスニヤールは福島県を4つ合わせた広さで、600人のウデヘが暮らしていますが、60人の猟師が700年前から猟場を決めて他人の猟場を荒らすことなく、自分の猟場も捕りすぎず、家族が食べる分以上捕らないでいます。ビキン川にも魚が豊富で大きなイトウやマスが豊富にいますが、それも捕りすぎず家族の食べるだけを捕っています。家の裏には必ず畑がありほとんどを自給しています。つまり肉と魚と野菜で売り買いをしていません。
そんな村に森から野生ミツバチが分封してきたという情報が入りました。村でセイヨウミツバチの養蜂をしている人の空箱に時々入るというのです。日本の養蜂家たちが何度か訪れ森に営巣する群れを探したのですがとうとう見つけることができませんでした。
まるでアマゾンを連想させるようなビキン川
小さな船で行きます。
2019-06-10 13:42
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