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草木塔 №41 [ことだま五七五]

或る若い友 7

              俳人  種田山頭火

 病みて一人の朝がゆふべとなりゆく青葉

 柿の若葉のかがやく空を死なずにゐる

 蜂がてふちよが草がなんぼでも咲いて

 けさは水音も、よいたよりでもありさうな

 いつもつながれてほえるほかない犬です

 ほんにしづかな草の生えては咲く


『草木塔』 青空文庫


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