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草木塔 №36 [ことだま五七五]

或る若い友 1

                 俳人 種田山頭火

  落葉を踏んで来て恋人に逢つたなどといふ

  ぽきりと折れて竹が竹のなか

  月がうらへまはれば藪かげ

  とぼしいくらしの屋根の雪とけてしたたる

  ほいないわかれの暮れやすい月が十日ごろ

  街は師走の八百屋の玉葱芽をふいた

『草木塔』青空文庫

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