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武蔵野 №32 [ことだま五七五]

秋 4

                         美術評論家・全国良寛会会員 斉藤陽一

    秋桜(こすもす)や夭逝の子は美しき     

    秋冷の机を撫でて退職す                          平成十三年十月

    秋思ふと我を迎うる窓の灯に

    つくづくと秋の鏡に秋の貌(かお)

    十月やテラスに白き椅子出して

    九助は八百屋の名とぞ柿光る


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