武蔵野 №32 [ことだま五七五]
秋 4
美術評論家・全国良寛会会員 斉藤陽一
秋桜(こすもす)や夭逝の子は美しき
秋冷の机を撫でて退職す 平成十三年十月
秋思ふと我を迎うる窓の灯に
つくづくと秋の鏡に秋の貌(かお)
十月やテラスに白き椅子出して
九助は八百屋の名とぞ柿光る
2012-12-12 00:42
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秋 4
美術評論家・全国良寛会会員 斉藤陽一
秋桜(こすもす)や夭逝の子は美しき
秋冷の机を撫でて退職す 平成十三年十月
秋思ふと我を迎うる窓の灯に
つくづくと秋の鏡に秋の貌(かお)
十月やテラスに白き椅子出して
九助は八百屋の名とぞ柿光る
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