赤川Bonzeと愉快な仲間たち №11

「平和に向かって飛び立つ少女」

                                             　　　　　　　　　　銅板造形作家　　赤川政由

「平和に向かって飛び立つ少女を愛を持って見守ろう」・長いタイトルのこの作品は、2003年に制作しました。都市整備公団からの依頼でした。このような建築の一部に取り付けるのは、珍しかったようです。場所は、立川市北口・モノレール下のさんさんロードにある、シネマコンプレックス2の隣り合わせの公団のマンションの三階部分のテラスの角にあります。なかなか見つけにくいのですが、さすがに子供たちは、見つけるのがじょうずです。大人は、上を向いて歩くことがすくないのでしょう。この少女は、以前ご案内した「風に向かって」という、飛行機を持った少年の関連作品なります。少女は、自ら翔ぼうとする姿に、現代女性の生き方を現してみました。後ろから追いかけているのは、「雉」（きじ）がモチーフ。ステンドグラスがはまってます。この立川の基地あとの空き地に、どこからかやって来て住み着いていたとりです。2012年の春にまだ、姿をみるとができました。散歩の途中に是非ともこの少女の作品をみつけてみてください。赤川ボンズ