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私の中の一期一会 №18 [雑木林の四季]

「後遺症があったら誰が責任を取ってくれるんだ」
~東京五輪ボクシングのゴールドメダリスト桜井孝雄~

                          アナウンサー&キャスター  藤田和弘

 夕刊の小さな死亡記事が目に止まった。「東京五輪で金、桜井孝雄さん70歳が1月10日食道がんのため死去」とあり、アッと思わず声を出してしまった。かつてTBSのボクシング番組「東洋チャンピオンスカウト」で毎週のように実況を担当していた私にとって、桜井孝雄は忘れられないボクサーの一人であった。
 高校時代にボクシングを始めた桜井は中大4年の時に東京オリンピックのバンタム級で優勝して、日本ボクシング史上初めての五輪ゴールドメダリストになった。あれから48年、その後金メダルを取ったボクサーは一人もいない。大学卒業後、鳴り物入りでプロに転向、三迫ジムからデビューした桜井孝雄は「チャンピオンスカウト」の看板選手として活躍したが「相手に打たせずに打つテクニックは抜群」という高い評価を得た反面、打ち合いを避けた冷静なアウトボクシングは「安全運転」と揶揄された。プロ向きではないとまで言われたこともあった。私も実況しながら「何故もっと攻めないんだ、どうして倒しにいかないんだ」と何度も思った。歯がゆさを感じながら実況したことも度々であった。こういう感じ方は実況アナウンサーばかりでなくボクシング担当記者にもあったに違いない。日刊スポーツの荻島弘一編集委員が追悼記事の中で「打たれて後遺症があったら誰が責任をとってくれるんだ」という桜井孝雄の言葉が一番印象に残っていると書いている。
 実は私も全く同じ言葉を桜井から聞いて実況の仕方を考え直した記憶があるのだ。新潟で桜井の試合があった時、宿舎で桜井と二人きりになっていろいろ話をしたが、「もっと打ち合え」という声をどう思うか聞いた答えが強く印象に残った。「ボクシングは危険なスポーツだ。打ち合えと言われても俺は打ち合う気はない。打たれて後遺症が残ったら誰が責任をとってくれるんだ。藤田さんだってとれないだろう」と桜井は言ったのだ。返す言葉がなかった。常にクールで寡黙な男が誤解を恐れず本音を言葉にしたのだろうが「打ち合うのは嫌だ」などと弱気に取られ兼ねないようなことを言うプロボクサーは他にはいない。私は「打ち合え」などと無責任な実況しないでくれと桜井に怒られたように感じた。だからそれ以後桜井の試合で「もっと打ち合え」と言わないよう心掛けたのだ。とにかく稀有な存在であった。
 1968年7月、桜井孝雄は日本武道館で行われた世界バンタム級のタイトルマッチでチャンピオンのライオネル・ローズ(オーストラリア)に挑戦した。軽快なフットワークで好調に滑り出し、2ラウンドに左ストレートでチャンピオン・ローズから早々とダウンを奪ったがフィニッシュ出来なかった。後半は積極さを欠く安全運転となり僅差の判定負けを喫し、世界チャンピオンにはなれなかった。後日、私に「会長が勝っていると言ったから無理しなかった」と言ったのを覚えている。でも「もう少し攻めればよかったかな」とも言ったらしいから桜井なりに「失敗だったかな」と後悔したのかも知れない。三迫会長が「今でも桜井が勝ったと思っている」と言うほど惜敗だったのは確かだが、桜井のボクシングは「殴り合いは嫌いだ」という信念を曲げない所に根本があったのである。
 中大で桜井の2年先輩にあたる田辺清さんは1960年のローマ五輪フライ級の銅メダリストで、技術とパワーのバランスが取れた逸材と言われた人だが、1年生の桜井とスパーリングをした時の感想が面白い。「天才的なボクサーで、打とうとするとステップバック、ひるむと向かってくる猫のような奴だった」と述べているように人一倍敏捷だったことが窺える。桜井が「打たせないで打つ」というスタイルを貫いたのもボクシングというスポーツの本質を見詰め、後遺症があると引退後の人生に響くと考えたからであろう。
 派手に打ち合ってダウンの応酬があるとリングサイドは興奮状態になり会場が大いに盛り上がる。ファンはアマチュアじゃないんだから打ち合え、殴り合え、それがプロだろうという風潮は確かにあった。だが一度もダウンシーンがなくてもいい試合はたくさんあるのだ。私が実況した沼田義明対ルーベン・ナバロの試合は引き分けに終わったが実力伯仲で、互いに一瞬も気を抜けない緊迫感があり面白い試合だった。当時活躍された評論家の大木豊さんがこの放送を新聞で大変褒めてくださったので、実況する上で自信になった思い出もある。
 桜井の試合にはそういう緊迫感は充分にあった。要するに玄人好みの選手だったのである。
 激しいスポーツだけに後遺症が出た選手は多い。田辺清さんもプロ入りして快進撃を続け、当時の世界フライ級チャンピオン、アルゼンチンのオラシオ・アカバロとノンタイトル戦を戦いダウンを奪って6ラウンドTKO勝ちしている。しかし世界挑戦を前に網膜剥離を発症、22戦無敗のまま引退を余儀なくされた。網膜剥離はボクサーに多い後遺症の一つだが、脳に衝撃を受け続けるとパンチドランカーになる危険があるのが一番の問題だろう。ちょっと喋り方が変だなと思う元ボクサーはたくさんいる。パンチを受け続けた影響であることは明らかだ。元世界J・ライト級チャンピオン小林弘は片方の耳が聞こえない。耳にパンチを受け鼓膜を損傷してしまったのだ。日常生活で不便なこともあるだろうと思うことがある。
 輪島功一が世界J・ミドル級のチャンピオンになって初防衛戦を九州でやった時、挑戦者はドメニコ・チベリアというイタリアの選手だった。蛙跳びでカルメロ・ボッシを幻惑して見事王座に就いて勢いがあった輪島は最初から打ちに出て1分過ぎに放った右フックがもろにヒット、チベリアがダウンした。レフリーのカウントが始まった途端、挑戦者のコーナーからタオルが投げ込まれたのだ。アッと言う間に試合が終わってしまった。輪島は一発もパンチを貰うことなく初防衛に成功した。試合後宿舎で祝勝会があり呼ばれて我々も出席したのだが、その席に、負けたチベリアがマネージャーと共に現れて輪島を祝福したのである。陽気なイタリアンらしくギターを抱えて歌を披露するなど敗者とは思えないボクサーだった。私はマネジャーに「まだ戦えたのではないか、タオルを入れるのは早すぎたのではないか」と質問してみたが「彼は国に帰ってからもボクシングをしなければならない。今日は勝ち目がなかった。だから無理をさせなかったのだ」という答えが返ってきたではないか。33歳で初めての世界挑戦だというのに随分アッサリしているなあと驚いた記憶がある。そして選手を大事にするタオルの投げ込みを日本も見習って欲しいと思った。こういうマネージャーを持つ選手は幸せだと言える。あるジムの会長にこの話をしたら全く乗ってこなかった、文化の違いなのだろうか。
 最近の試合を見るとダウンしたらカウントをしないで試合を終わらせるシーンを良く見かける。記録上はKOではなくTKOとなるのだが、レフリーはダメージが残らないうちに終わりにするよう指導されているのだろう。選手のためには良いことだ。「昔は根性!根性!立て!」の一点張りだったから・・
 内山高志の世界スーパーフェザー級の試合を大晦日にテレビで見て、内山のファンになった。彼も冷静で、相手が打ってくるのが見えるようだ。出て行く割にパンチを食わないのに感心した。顔面を狙う前にボディを打ちガードが下がった所で顔面を左で狙って一発で倒してしまった。上手くて強い選手だと思う。
 今年はロンドン五輪があるが、久し振りにボクシングでメダルを取れそうな選手が出てきた。村田諒太がその人である。昨年10月アゼルバイジャンで行われた世界選手権大会でミドル級の銀メダルに輝いた選手だ。特に注目されたのは大会3連覇を狙ったウズベキスタンのアボス・アトエフという強敵に2度のダウンを与えRSC(レフリー・ストップ・コンテスト=プロのTKO)で勝った。以来注目されロンドン代表に決まっている。ミドル級は日本では重量級だが世界では中量級で強豪が一杯いるクラスだから簡単ではないだろうが、桜井孝雄以来の金メダルかとメディアは気が早い。 村田諒太の売りは「馬力とスタミナ」だそうだがアマ111勝92KOという戦績が凄い。26歳の東洋大職員村田の一発に注目してみたいが、くれぐれも無理に「打ち合わない」ことだ。昔からよく聞く「攻撃は最大の防御である」はディフェンスを軽視しては成り立たないのである。桜井孝雄はワンツー・スポーツクラブの会長を務めながら「いつか2人目の五輪金メダリストが誕生して欲しい」と話していたそうだ。せめてロンドン五輪までは生きていたかったことだろう。
 2月5日に三迫ジムでジム葬があると聞いている。


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笠井康宏

毎月二回のブログを楽しみにしています。
by 笠井康宏 (2012-01-31 10:11) 

笠井康宏

藤田さん、こんにちは。大木さんも私と同様、藤田さんの実況が魅力的に感じたのでしょう。わかりやすく、心地が良いです。何処の放送局のアナウンサーの方でも、藤田さんの右に出る者は居ませんね。
by 笠井康宏 (2012-07-10 16:43) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。残暑お見舞い申し上げます。オリンピックもいよいよ終盤になりましたが、村田が金メダルに届きそうですね。ボディーブローで相手のスタミナを奪ってから顔面への打ち分けが良いですね。私はスタイルがプロ向きではないかと思いました。天国の桜井さんの為にも、金メダルを何が何でも取ってもらいたいと思います。
by 笠井康宏 (2012-08-11 22:42) 

笠井康宏

藤田さん、おはようございます。村田が見事、金メダルを取りました。本当に良かったですね。天国の桜井さんも喜んでいらっしゃると思います。
by 笠井康宏 (2012-08-12 06:20) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。通信販売で「日本ボクシング不滅の激闘史」のDVDを買いました。輪島VSカルメロ・ボッシで藤田さんが実況をされているのを初めて拝見しました。判定は退屈なことが多いのですが、退屈を全くしませんでした。藤田さんの実況の上手さがカバーをされていますね。輪島さんのプロレス紛いの体当たり、蛙跳び、コミカルなボクシングで観客は勿論、藤田さん、郡司信夫さん、あの厳格な白井義男さんまで爆笑しておられたのには驚きました。ボッシは南久雄を2RKOしたフレディ・リトルに勝ったのですから相当な実力者で、まともにやったら勝ち目は無かったでしょう。(インターネット動画で見たリトルの強さに、私は恐ろしくなりました。)格好はともかく、輪島さんの頭脳が優ったということですね。今更ながら、三迫ジムの放映権がフジテレビに移ってしまったのは、藤田さんの実況が拝聴出来ず、とても残念です。しかし、このDVDは私の宝物です。
by 笠井康宏 (2012-08-23 23:18) 

笠井康宏

藤田さん、おはようございます。この間買ったDVD「不滅の激闘史」と22、3年前に買ったTBSビデオ「男は闘う!!」で、藤田さんが実況された輪島VSチベリアが収録されてますが、早く終わり過ぎて輪島さんが唄を披露したそうですね。輪島さんの祝勝会に、チベリアが参加したのは驚きですね。普通は精神的にも肉体的にもショックでしょうが、チベリアの人間の懐の大きさを感じました。素晴らしい方ですね。日本の政治家、経営者はチベリアの爪の垢を煎じて飲んで貰いたいですね。特に(ペテン師市長、清水前社長、石原知事)
by 笠井康宏 (2012-09-03 07:40) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。毎晩DVDを楽しく拝見しています。残念なのは「男は闘う!!」と同じく、藤田さんが実況された輪島VSカシアス内藤、沼田VSロハスがカットされていることです。入場する所からノーカットでやって欲しかったです。もう一つ、藤田さんが実況された私の恩師、沼田義明のベストファイト、VS徐強一、第二戦も入れて欲しかったです。右クロスカウンターが見事に決まった試合で、世界戦に匹敵する価値が有ると思います。何度見ても痺れます。
by 笠井康宏 (2012-09-06 22:01) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。相変わらず毎晩DVDを拝見しております。輪島VSボッシで、藤田さん「ライトアッパー以外はスピードが無いように見えますが?」郡司さん「そんなことはありません」とおっしゃってましたが、私は藤田さんに全く同感です。輪島さんの幻惑ボクシングでボッシのスピードが殺されています。郡司さん「あれはボクシングじゃ無い」と酷評されていますから、初めから「輪島が勝てる訳が無い」と郡司さんに先入観があったのだと私は思いました。人間ですから仕方ないですね。藤田さんの実況は、何回拝聴しても感動します。
by 笠井康宏 (2012-11-26 20:57) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。私の思い出話です。私がボクシングを始めて半年後、会長が「笠井、これを避けてみろ」と軽い左ジャブ2発を右手を使いパーリングで避けたところ、手の平にアザが出来ました。恩師の凄さと防御の大切さを思い知らされました。特にガードの大切さを教えられました。軽いパンチでも食らうと体に良い訳がありません。ダルくなったり、腰痛、頭痛、座骨神経痛が起こりました。翌日の仕事にも影響が出た日もありました。マネージャーの杉崎さんにも感謝しております。一から教えて頂いた思い出があります。プロテスト3回不合格になった私を会長、杉崎さんに愛情を持って接して頂いたのは、最高の思い出です。
by 笠井康宏 (2012-12-08 23:55) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。村田諒太がプロ転向との携帯電話ニュースを見て驚いています。99.5%無いと言っていましたから、まず無いだろうと思っていました。ミドル級は中南米で強豪がゴロゴロしていますからアマと違い、世界チャンピオンは厳しいでしょう。何があったかは分かりませんが、頑張って貰いたいと思います。 
by 笠井康宏 (2013-02-02 22:59) 

笠井康宏

藤田さん、おはようございます。村田がプロ入りしましたが、ボクシングと野球はアマとプロは仲が悪いですね。昔、ジムにアマでやっていた奴がプロをけなしていました。何故、けなすのか私には全く理解が出来ませんでした。私から見て奴は「井の中の蛙」にしか見えませんでした。先日、村田のプロテストをフジテレビで生中継するなど過剰な期待をしているように思います。三迫ジムは大きな賭けに出ましたね。20年程前、三谷大和のプロ入りで契約金1000万で契約しましたが結局、世界は遠かったですから…。村田は三谷の二の舞になる気がしてなりません。三迫ジムは「金メダリスト」ということで客が呼べると判断したのでしょうか。以前にも申しあげましたが、中南米に強豪がゴロゴロしているミドル級で世界チャンピオンは非常に厳しいと思います。
by 笠井康宏 (2013-04-24 04:01) 

笠井康宏

藤田さん、おはようございます。ボクシングで後遺症は多かれ少なかれ残ります。「プロ」は相手を倒しに行くのは当たり前で、みんな「倒すか倒されるか」紙一重のところでやっています。「つまらない」と思われたら「プロ」失格です。「何故、倒しに行かないんだ?」と思うのは藤田さんに限らず、誰でも思うに違いありません。桜井さん「藤田さんだって責任は取れないだろう」は私から言わせれば「お門違い」の最たるもんですよ。「危険を冒さなければ」相手に勝てません。私には「後遺症」で腰痛、座骨神経痛がありますが、ボクシングをやったことで後悔はしていません。
by 笠井康宏 (2013-07-17 10:13) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。桜井さんのボクシングの実況をされて「打ち合え」と言えないのはさぞかし大変でしたね。「消化不良で頭が痛かった」でしょうね。藤田さん以外のアナウンサーの方では「仕事にならなかった」と思います。解説の郡司信夫さんよりも、白井義男さんの方が「イライラ」されたのではないでしょうか。
by 笠井康宏 (2013-07-20 00:54) 

笠井康宏

藤田さん、おはようございます。ジムが90年に東久留米から清瀬に移転して「畳」のリングから、本格的な新しいリングになりました。スポンジの上にマットが敷いてありますが、1年も経たない内に「血だらけ」になりました。私はスパーリングの度に鼻血を出していました。鼻血は一回出すと、クセになります。軽いジャブでも食うと出ました。会長「鼻を打たせるな。この鼻血は笠井とブンちゃんのだからな。」と苦笑いしながら雑巾で掃除して貰っていました。それから直ぐにマットとスポンジは捨てられ、固いリングのまま行われています。おかげで私の鼻は少し潰れていますが、良い思い出です。
by 笠井康宏 (2013-08-24 07:55) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。村田のデビュー戦で東洋太平洋王者の柴田に2RでKOしましたね。呆気ないというか、もっと柴田にはプロの意地を見せて欲しかったです。村田が、まさか名プロモーター、ボブ・アラム率いるトップランク社の選手になっていたとは知りませんでした。メディアの扱いが「世界王者」ですが、気が早いような気がします。負けたらすぐに手の平を返しますよ。
by 笠井康宏 (2013-08-29 21:11) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。昨夜、村田諒太の第5戦が行われましたが、メキシコ王者に苦戦しましたね。3R辺りから村田の口が開き始め、アゴが上がり、大振りのパンチを振り回していました。初回からKOを狙う余り、力みが生じてスタミナのロスに繋がりました。世界に挑戦していたならば間違いなく倒されています。プロはアマより厳しいです。前途多難だと思います。
by 笠井康宏 (2014-09-06 21:14) 

NO NAME

藤田さん、こんばんは。6日に内山が、ムエタイの歴史的王者の(東洋太平洋王者でもある)ジョムトーンを相手に2R・KOで10回の防衛を達成しましたね。戦前は内山危うしと予想していた連中もいたようですが、私はムエタイ経験者はキックを主体にしていて、アップライトに構えて(会長曰くグリコの看板)パンチの打ち方がボクシングに比べて雑な感じがしましたので、内山のKOは揺るがないと思っていました。日本のボクシングの王者が8人と喜ばしい反面、4つの世界団体が乱立していることに薄っぺらさを感じてしまいます。プロレスにダブってしまうのは私だけでしょうか?WBA、WBCの二つで十分だと思いますがね。相変わらず、コミッショナー宣言の時にCMを流すやり方は納得できませんね。
by NO NAME (2015-05-09 18:10) 

笠井康宏

藤田さん、こんばんは。明けましておめでとうございます。昨夜、内山高志がスプリットデシジョンの判定で敗れてしまいました。王者コラレスとの再戦でダウンを奪い、ダメージを与えていましたので内山の勝利を信じていた私は、モヤモヤした気持ちで新年を迎えました。一昨日は河野公平が井上尚弥に6RTKO負けして気分が悪かったので、内山には是非とも勝ってもらいたかったです。ボクシングは厳しい世界ですね。2017年は藤田さんにとって良い年になりますようにお祈り申し上げます。
by 笠井康宏 (2017-01-01 00:15) 

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